「金髪やホワイトにしたいけれど、ブリーチは何回すれば届くの?」。美容室に行く前に、いちばん知りたいところだと思います。正直にお答えすると、回数は、髪を見ないと決められません。人によって、出発点がまったく違うからです。
ネットで見かける「◯回でホワイト」という言い方は、その人の髪の履歴と状態があっての結果です。同じ回数が、あなたにそのまま当てはまるとは限りません。この記事では、回数が何で決まるのか、あなたの場合に何が影響するのかを、自分で見分けられるように整理します。
- ブリーチの回数は一律には決められない。今の髪色・カラーや黒染めの履歴・縮毛矯正やパーマ・髪の状態・なりたい明るさで変わる
- 黒染めをした髪は、明るくするのに回数が必要になったり、希望の明るさにならない場合もある
- 縮毛矯正をしている髪は、ブリーチの負担が大きくなる場合がある
- 「1日で何回まで」という断定はできない。髪の状態を見ながらその日の判断をする
- ダブルカラー(ブリーチ+カラー)の当日の所要時間は約150分〜。3時間を超える場合もある
- 事前にLINEで写真と履歴を送ると、見立てを聞いてから予約できる
回数が「一律に決められない」理由
ブリーチは、髪の中の色素を明るくしていく施術です。一般に、髪の色は黒に近い状態から、明るくなる途中でいくつかの段階を通ります。どの段階まで進むかは、スタート地点の髪の色と、髪がブリーチにどう反応するかで決まります。
そして、スタート地点は人ごとに違います。生まれつきの髪色、過去のカラーの重なり、パーマや縮毛矯正の有無、そして髪の傷み具合。これらが全部、回数や必要な時間に関わってきます。
同じ髪色でも、履歴が違えば結果は変わる
たとえば、見た目が同じ「少し茶色い髪」でも、次の2人では状況が変わります。
- 生まれつきの髪を、一度もブリーチしていない人:色の抜け方の読みやすさがある
- 黒染めを繰り返してきた人:黒の色素が重なっているため、読みにくい
見た目だけで判断しない、というのがポイントです。
回数を左右する5つの条件(表で確認)
当店の案内では、回数・時間・料金は「今の髪の色」「これまでのカラーやブリーチの履歴」「縮毛矯正やパーマの履歴」「なりたい色」で変わるとしています。これに「髪の状態」を加えて、5つに整理しました。
| 条件 | 回数・時間への影響の考え方 | 相談時に伝えること |
|---|---|---|
| 今の髪色 | 暗いほど、明るくする幅が大きい | 明るい場所で撮った全体の写真 |
| カラー・ブリーチの履歴 | すでに明るくなっている部分と、そうでない部分で差が出る | 最後にやった時期、色、回数 |
| 黒染めの履歴 | 回数が増えたり、希望の明るさにならない場合がある | 黒染めをした時期と頻度 |
| 縮毛矯正・パーマの履歴 | 縮毛矯正をした髪は、ブリーチの負担が大きくなる場合がある | 施術した時期と、かけた範囲 |
| 髪の状態・なりたい明るさ | 傷みが強い髪は、無理をしない判断が入る。ホワイトに近づくほど明るさが必要 | 毛先の写真、普段の手触り |
「金髪」と「ホワイト」で違うこと
一般に、金髪よりホワイトのほうが、より髪の色素を抜いた状態が求められます。そのぶん、回数や時間の見立ても、金髪より慎重になります。同じ「明るい髪」でも、求める明るさで道のりが変わることを知っておくと、相談しやすくなります。
黒染めの履歴があるとき
黒染めをしている髪は、ここまでの話の中でいちばん読みにくいケースです。当店の案内でも、黒染めをした髪は、明るくするのに回数が必要になったり、希望の明るさにならない場合もあるとしています。
黒染めの色は、思っている以上に髪に残っていることがあります。見た目が茶色くなっていても、内側に黒の色素が残っている場合があります。「黒染めは1回しかしていない」「もう半年前」という情報も、判断材料になりますので、覚えている範囲で伝えてください。
また、部分によって黒染めの残り方が違うこともあります。根元と毛先で色の入り方が違うと、仕上がりに差が出るかもしれないことも、事前に知っておきたい点です。
縮毛矯正をしている髪のとき
縮毛矯正をしている髪は、すでに髪に負担がかかっています。そこにブリーチを重ねると、負担が大きくなる場合があります。「縮毛矯正をした部分」と「していない部分」で、ブリーチの反応が違うこともあります。
縮毛矯正のあとにブリーチを考える場合は、施術の時期と、かけた範囲を正確に伝えることが、いちばん大切です。判断は髪を見てからになります。
「1日に何回まで?」と聞きたくなったら
「1日で一気にホワイトまで行きたい」という希望は、よく耳にします。ただ、1日で何回までできるかは、断定できません。髪の状態を見ながら、その日の判断をするからです。
判断の目安になるのは、次のような点です。
- 施術中の髪の反応(ゴムのような伸び方がないか、ちぎれやすさがないか)
- 頭皮の状態(しみる・痛みがないか)
- 色の抜け具合
- 残りの時間と、その後のケアに必要な時間
「今日ここまでで止めて、日を置いて続ける」という判断になることもあります。回数を急ぐより、髪を守りながら進めるほうが、結果的にきれいに仕上がりやすいと考えています。
当日の時間と料金の目安(2026年10月時点)
回数を考えるときは、当日の所要時間も知っておくと予定を立てやすくなります。
| メニュー | 料金(税込・2026年10月時点) | 所要時間の目安 |
|---|---|---|
| ダブルカラー(ブリーチ+カラー) | ¥16,000〜 | 約150分〜(3時間を超える場合あり) |
| ロングの場合 | +¥1,000 | 髪の長さと状態を見て案内 |
| プレミアムカラー剤 | +¥1,000〜 | 髪の状態を見て相談 |
| メッシュカラー | ¥16,000〜 | 約150分 |
カラーのみでカットなしの場合は、シャンプー・ブロー代が別途 ¥1,300 かかります。ブリーチのメニューの詳細は ブリーチの料金ガイド にあります。
時間は「余裕を持って」見ておく
3時間を超える場合もあるため、予定は詰めすぎないほうが安心です。「この後に約束がある」「子どもの迎えがある」などの事情は、予約時に伝えてください。
ケア剤とトリートメントの組み合わせ
ブリーチは、髪に負担がかかる施術です。そのため当店では、髪の状態を見ながら、ケア剤やトリートメントを組み合わせて、できるだけ負担を抑えるように進めます。
組み合わせの一つとして、髪質改善ケラチントリートメント(当店オリジナル、約120分・¥10,500、2026年10月時点)があります。ヘアカラーと同時施術ができ、ブリーチ毛・ハイダメージの方にも対応しています。持続は髪質やお手入れで個人差があり、1〜2か月程度が目安です。
ケア剤の使い方や、ブリーチを傷ませにくくする考え方については、次の記事も参考になります。
相談の前に、自分でできる「履歴の棚卸し」
回数の見立てが早く正確になるのは、履歴がはっきりしているときです。思い出せる範囲で、次の項目を書き出してみてください。
- 地毛の色(染めたことがない場合はその旨)
- 最後にブリーチをした時期(していない場合はその旨)
- 最後にカラーをした時期と、その色
- 黒染めをしたことがあるか、あればいつ頃か
- 縮毛矯正・パーマをした時期と、かけた範囲
- 市販のカラー剤を使ったことがあるか
- 今の髪で気になる点(切れ毛、パサつき、色ムラ)
全部を覚えていなくても大丈夫です。分かる範囲で構いません。
こんなときは我慢せず相談を
美容師に相談する目安 – ブリーチ後に、髪がゴムのように伸びる・ちぎれる感じがある – 色が思ったように抜けず、次の一手に迷っている – 自分で重ねてブリーチしてよいか不安 – 履歴を思い出せず、何を伝えればいいか分からない
医療機関(皮膚科など)にご相談を – 施術中や施術後に、頭皮に強い痛み、赤み、腫れ、強いかゆみ、湿疹が出た – 頭痛や発熱をともなう
髪の判断は美容室で行えますが、頭皮や体調の症状は診断や断定ができません。気になる症状があれば、医療機関でご相談ください。
arm’s hair に相談するとき
ブリーチの回数は、実際の髪を見て判断しますが、事前に写真と履歴をLINEで送っていただくと、おおまかな見立てをお伝えできます。次の3点を送ってください。
- 今の髪の写真:前・後ろ・毛先まで、明るい場所で
- なりたい色の写真:金髪、ホワイトなど、イメージが分かる画像
- 履歴:ブリーチ・カラー・黒染め・縮毛矯正・パーマの回数と時期、髪の長さ
メニューの全体は ブリーチ・ハイトーンのページ で、料金は ブリーチの料金ガイド で確認できます。すでにブリーチ毛でカラーを相談したい方は、ブリーチ毛のカラーを相談するとき美容室に伝えること も読んでみてください。
店長はデザインカラーが得意で、マンツーマンの施術です。スタッフ全員が美容歴10年以上です。営業は 10:00〜18:00、定休日は火曜と第3月曜です。予約はLINE・電話・ホットペッパーから受け付けています。
よくある質問
Q. 回数が決められないなら、料金も事前には分かりませんか? A. メニューとしての基本料金は案内できますが(ダブルカラーは¥16,000〜、2026年10月時点)、履歴や長さ、髪の状態で変わります。写真と履歴を送っていただくと、見立てを伝えやすくなります。
Q. 黒染めを1回しただけでも、影響しますか? A. 影響する場合があります。黒染めは、明るくするのに回数が必要になったり、希望の明るさにならなかったりすることがあります。回数や時期を、覚えている範囲で教えてください。
Q. 市販のブリーチ剤で、自分で何回か重ねてしまいました。どうすれば? A. 髪の状態は人によって大きく変わります。まず、今の状態の写真と、使った回数・時期を送ってください。そのうえで、続けるか、整えるかを一緒に決めます。
Q. 金髪とホワイト、どちらのほうが傷みやすいですか? A. 傷みやすさは、髪の履歴と状態で変わります。一般に、より明るくしようとするほど、髪への負担は意識する必要があります。
Q. 部分的に金髪にするだけなら、回数は少なくて済みますか? A. 部分的なら負担を抑えやすい考え方はありますが、回数は、その部分の髪の履歴や状態で変わります。メッシュなどは ハイライト・メッシュのスタイルのページ も参考になります。
Q. ブリーチの当日にシャンプーやトリートメントは別料金ですか? A. カラーのみでカットなしの場合は、シャンプー・ブロー代が ¥1,300 別途です(2026年10月時点)。ケア剤やトリートメントを組み合わせる場合は、事前に案内します。
Q. 学生や仕事の都合で、色を暗くする必要が出るかもしれません。 A. その場合も事前に相談してください。将来の色の変え方も含めて、考えて進めたほうが安心です。
まとめ
ブリーチの回数は、「今の髪色・履歴・髪の状態・なりたい明るさ」で変わり、一律には決められません。黒染めや縮毛矯正の履歴は、回数にも負担にも関わる大事な情報です。
次の一歩は、上の「履歴の棚卸し」を書き出して、今の髪の写真と一緒にLINEで送ることです。回数を決めつけず、髪を見ながら一緒に進めましょう。


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