最初に断っておきますが、美容師はセルフカラーをしていること自体に怒りません。しかし、セルフカラーが美容院のプロの仕事にどのように影響を与えるかを理解しているため、注意が必要なんです。
セルフカラーで髪を黒や暗い色に染めてしまうと、美容院でのプロのカラーが色ムラになったり、キレイに発色しないことがあるんですね。
・セルフカラーのポイント
・セルフカラーと美容院のカラーの違い
・セルフカラーの注意点
セルフカラーで美容師に怒られないためのポイント
明るさ(明度)を大きく変えない
セルフカラーで失敗を避けるためには、明るさを大幅に変えないことが大切です。髪の色を大きく変えると、失敗のリスクが高まります。特に黒染めやブリーチは影響が大きいため、慎重に行いましょう。美容院でのお直しも難しくなることがあるので、慎重な選択が必要です。
セルフカラーで暗い色に染めた場合、後で明るい色に変えるのが難しいことがあります。なぜなら、色素が髪に残り、それをクリアにするためには脱染剤やブリーチを使って脱色する必要があるためです。この技術は時間とお金がかかります。
予約時にセルフカラーを伝える
美容師はセルフカラーをしていることに怒ることはほとんどありません。しかし、カラー履歴がわからないと、薬剤の選定が難しくなることがあります。予約時には、セルフカラーを行ったことをしっかり伝えましょう。使用した商品名や色味も伝えると、美容師が適切な薬剤を選ぶのに役立ちます。
カラートリートメント・カラーシャンプー
これらは髪の表面に色を付けるタイプであり、脱色を行わないためダメージが基本的に少ないです。セルフカラーでの失敗や毛髪へのダメージを抑えるために、カラートリートメント・カラーシャンプーの使用がおすすめです。
セルフカラーと美容院のカラーの違い
セルフカラーと美容院でのカラーにはいくつかの違いがあります。
セルフカラー
- 根本・毛先の塗り分けが難しい
- カラー履歴がわからない
- 毛先への負担が大きい
美容院のカラー
- 根本・毛先を塗り分ける
- カラー履歴を確認して薬剤選定
- 毛先への負担にも配慮
美容院では、髪の状態や過去のカラー履歴を確認しながら、最適な薬剤を選び、ダメージを最小限に抑えながらカラーを行います。これがセルフカラーとの大きな違いです。
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セルフカラーの注意点
大切なのは「失敗して修復困難なダメージや色味にしないこと」です。
ブリーチ
明るさを大きく変える場合は特に慎重に行いましょう。ブリーチや濃い色への染め直しは、プロの技術が必要なことがあります。明るさを変えたい場合は、美容院での相談がおすすめです。セルフカラーでは難しい色味やトーンを出すことが難しいため、プロに相談して理想の色味を実現しましょう。
セルフカラー後の髪のケア
セルフカラー後は、髪のケアも大切です。しっかりとしたヘアケアを行い、髪に潤いを与えましょう。特に染めた部分はダメージが蓄積しやすいので、保湿や栄養補給が欠かせません。定期的なトリートメントやヘアパックで、美しい髪をキープしましょう。
色むらにならない様に
セルフカラーは髪の中や根元など、色むらに染まりやすい特徴があります。美容院で一回の施術で均一に染めるのは難しく、色むらを防ぐためには染まっていない部分を先に塗り、時間差をつけて他の部分を染めるなどの工夫が必要です。
セルフカラー後、美容院でのカラーはいつが良い?
美容師のアドバイスでは、1ヶ月くらいの期間をあけることがおすすめです。特に明るめのセルフカラーなら、色落ちが早いため、2〜3週間程度でも問題ありません。
- カラートリートメント・カラーシャンプー: 1~2週間
- ヘアマニキュア: 1~2週間
- カラー剤: 1か月~
急いで美容院に行くと、セルフカラーの色が影響して、思わぬ色になる可能性があるため、時間をかけて髪を休めることが大切です。
まとめ
セルフカラーで美容師に怒られることはありますが、その原因を理解し、慎重なアプローチを心がけることで、失敗を最小限に抑えられます。失敗しないためには、ポイントをしっかり押さえつつ、美容師とのコミュニケーションを大切にすることが大切です。
美容に興味がある方やセルフカラーを考えている方は、このアドバイスを参考にしてみてくださいね。美しい髪色を保つためには、プロの手に任せることも大切です。しっかりとしたケアで、いつもキレイな髪を楽しんでくださいね!
ではまた次の記事で!