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黒染めから明るい髪色に戻したい|回数が決まらない理由と相談前の準備

就活が終わった、校則から解放された、仕事の環境が変わった。理由はいろいろでも、「黒染めをやめて、明るい色に戻したい」と思う瞬間はやってきます。そして多くの方が、最初にこう聞きたくなるはずです。「何回で、どのくらいかかるんですか」。

正直にお答えすると、回数と日数は、髪を見る前には言えません。黒染めをした髪は、明るくするのに回数が必要になる場合があり、希望の明るさにならないこともあるためです。ただ、言えない理由が分かると、納得して準備を進められます。この記事では、その理由と、相談前にできる準備をまとめました。

要点は次のとおりです。

  • 黒染めの色は髪の内側に入り込んでいるため、一般に明るくなりにくい
  • 回数は「今の色の濃さ」「染めた回数」「ブリーチの履歴」「縮毛矯正・パーマの有無」「なりたい色」の組み合わせで変わる
  • 一気に明るくするより、少しずつ進める選択肢もある
  • 時間と料金は、ダブルカラーなら約150分〜で¥16,000〜が目安(2026年10月時点)。3時間を超える場合もある
  • 相談には、今の髪の写真と履歴のメモがあれば足りる
目次

「黒染め」はなぜ明るくなりにくいのか

黒染めに使うのは、暗い色を髪に重ねる染料です。暗い色は、色を入れることが目的なので、通常は髪の色をしっかり覆うように設計されています。そのため、あとから明るい色を乗せても、下に残った暗い色のほうが勝って見えることがあります。

たとえば、濃い色の紙の上に、薄い色の絵の具を塗るところを想像してください。薄い色は下の色に負けてしまいます。髪でも似た現象が起きます。明るい色を足すだけでは足りず、まず髪に入っている暗い色素を薄くする工程が必要になる、というのが基本の考え方です。

明るくなる速さは人によって違う

同じ黒染めでも、人によって抜けやすさは異なります。理由は主に次のとおりです。

  • 染めた回数が多いほど、色が重なっている
  • 髪の太さや、もともとの色の濃さが違う
  • 染めてからの時間で、色が落ちている部分とそうでない部分がある
  • 根元は新しく伸びた髪で、黒染めの部分と明るさが違う

「友達は1回でできた」「ネットでは2回と見た」という話は、その人の髪の履歴での結果です。ご自分にそのまま当てはまるとは限りません。

「何回?」が決まらない5つの要素

当店のブリーチ・カラーの料金ガイドでも、回数は一律に決められないとご案内しています。ここでは、その判断材料を整理します。

要素 見ているポイント 回数・難しさへの影響
今の色の濃さ 真っ黒に近いか、少し抜けて茶色くなっているか 濃いほど、明るくするのに回数が必要になる場合がある
黒染めの回数と時期 1回だけか、何度も重ねたか、最近か 重ねているほど、色が残りやすい
ブリーチやカラーの履歴 これまでに髪が受けた負担 負担が大きい髪は、慎重に進めることになる
縮毛矯正・パーマ かけている部分があるか 縮毛矯正をした髪は、ブリーチの負担が大きくなる場合がある
なりたい色 少し明るい茶色か、はっきりした明るさか 目標が明るいほど、回数と時間が増えやすい

この表のうち、「なりたい色」だけは、ご自身で決められる項目です。たとえば「黒染め前の自然な茶色」を目標にするのか、「透明感のある明るい色」を目標にするのかで、道のりはまったく変わります。

進め方は3パターンある

黒染めから戻す方法は、実は一本道ではありません。髪の状態とご希望から、次のような考え方で選びます。

パターン1:一度に明るくする

ブリーチを使って、1日で目標に近づける進め方です。メリットは期間が短いこと。一方で、髪にかかる負担は大きくなりやすく、希望の明るさに届かない場合もあります。ブリーチは髪に負担がかかる施術なので、髪の状態を見ながらケア剤やトリートメントを組み合わせて、できるだけ負担を抑えて進めます。

パターン2:数回に分けて少しずつ明るくする

髪の負担や、明るさの段階を考えて、日をあけて少しずつ進めます。「急がなくていい」「髪をいたわりたい」という方に向いています。日数は髪の状態によって変わるため、具体的な間隔は髪を見てから相談になります。

パターン3:伸びるのを待ちながら、部分的に変える

髪全体を明るくするのでなく、根元の伸びた部分と、既存の黒染め部分をどうなじませるかを考える方法です。全体を急がないぶん、色のコントラストが目立つ時期が出る点には注意が必要です。ハイライトのように筋状に明るさを入れていく進め方もあります。

どの方法が合うかは、髪の長さと、いつまでに変えたいか、職場や学校の決まりによって変わります。急ぎの予定があるなら、先に伝えておいてください。

相談前に用意する履歴メモのつくり方

黒染めからの相談で、いちばん役に立つのが「履歴」です。完璧でなくて構いません。次の項目を、思い出せる範囲で書き出してみてください。

  1. 黒染めをした時期と、おおよその回数
  2. 黒染めを自宅でしたのか、美容室でしたのか
  3. 黒染めの前に、どんな髪色だったか(ブリーチの有無も)
  4. その後のカラーの回数と時期
  5. 縮毛矯正・パーマの履歴(回数と時期)
  6. 髪を最後に切った時期と、今の長さ
  7. 目指したい色(写真があると確実です)

「覚えていない」「分からない」は、そのまま伝えてかまいません。分からない部分は、実際の髪を見ながら確認します。

写真の撮り方

LINEで写真を送るときは、次の3点があると状況が伝わりやすくなります。

  • 前・横・後ろを、明るい場所で撮った全体の写真
  • 毛先まで見える写真(毛先は色が濃く残りやすい場所です)
  • 根元が伸びている場合は、根元の部分のアップ

照明の暗い部屋で撮ると、実際より暗く写ります。窓の近くなど、自然光のある場所がおすすめです。

時間と費用の見方

ご案内している料金(税込、2026年10月時点)は次のとおりです。

メニュー 所要時間の目安 料金
ダブルカラー(ブリーチ+カラー) 約150分〜(3時間を超える場合あり) ¥16,000〜
ロングヘア 髪の長さによる +¥1,000
プレミアムカラー剤を使う場合 +¥1,000〜

カラーのみ(カットなし)のときは、シャンプー・ブロー代として別途¥1,300がかかります。回数が増える場合は、その分の施術が必要になるため、合計の費用は髪の状態次第です。最終的な金額は、髪を見たうえで案内しています。

詳しい金額はブリーチの料金ガイドとカラーの料金ガイドにまとめています。

髪のケアについて

明るくする過程では、髪に負担がかかります。髪質改善ケラチントリートメント(当店オリジナル、約120分、¥10,500、2026年10月時点)は、ヘアカラーと同時施術ができ、ブリーチ毛やハイダメージの方にも対応しています。持続には個人差があり、1〜2か月程度が目安です。

黒染めを明るくするときの、ありがちな思い込み

  • 「1回の施術で、ぜんぶ元の色になる」とは限りません。
  • 「すぐ明るくなるから」と、自宅で髪を脱色するタイプの商品を使うのは避けてください。髪への負担が読みにくくなります。
  • 「ブリーチは1回だけなら傷まない」とも限りません。履歴によって負担は変わります。
  • 「黒染めを落とすシャンプー」などの商品が一般に流通していますが、髪にどれだけ合うかは個人差があります。気になる場合は、美容室で相談してください。

こんなときは我慢せず相談を

美容室に早めに相談してほしいとき

  • 黒染めが色ムラになって、まだらに見える
  • 自分で何度も重ねて染めてしまった
  • 髪がゴムのように伸びる、切れやすい感覚がある

皮膚科などの医療機関に相談してほしいとき

  • 染めたあとに頭皮が赤くなる、ただれる、強いかゆみが続く
  • 湿疹や腫れ、膿のような症状がある
  • ひどい頭痛や発熱がある

こうした症状については、美容室で診断することはできません。まず医療機関にご相談ください。

arm’s hair に相談するとき

arm’s hair(アームスヘアー)は、狭山ヶ丘駅 西口から徒歩5分の美容室です。スタッフ全員が美容歴10年以上で、店長はデザインカラーを得意としています。お客様のご要望に可能な限り応えられるよう、マンツーマンで施術しています。

黒染めからの相談は、髪を見ないと見通しが立たない内容なので、まずLINEで写真と履歴を送っていただくのが近道です。

  • 前・横・後ろの写真(明るい場所で、毛先まで)
  • 履歴のメモ(黒染め・ブリーチ・カラー・縮毛矯正・パーマの回数と時期)
  • 髪の長さ
  • なりたい色の写真と、いつまでにしたいか

ブリーチ・ハイトーンのページで施術例が見られます。ただ、施術例は髪の履歴や状態で仕上がりが変わるので、同じ結果をお約束するものではありません。カラーのメニューでは色の入れ方の種類を確認できます。

ブリーチと髪の負担の考え方は、「ブリーチ=切れ毛」はもう古い?当店の保護技術についてに詳しく書いています。ブリーチ毛のカラーの相談の伝え方はこちらの記事もご覧ください。

営業は10:00〜18:00、火曜と第3月曜が定休です。ご予約はLINE・お電話(04-2947-5025)・ホットペッパーから。お支払いはクレジットカード・PayPay・auペイが使えます。

よくある質問

Q. 黒染めをしてから何年もたっていますが、まだ色は残っていますか? A. 毛先は残っていることが多く、根元は伸びて自然な髪色になっていることが多いです。ただ、これも個人差があります。写真で、毛先と根元の差を見て判断します。

Q. 市販の黒染めと美容室の黒染めで、戻しやすさは違いますか? A. 使った染料や重ね方で変わるので、一概には言えません。使った商品や回数が分かると、見立てに役立ちます。

Q. 1回では希望の色にならなかったら、追加料金はどうなりますか? A. 回数や内容で金額が変わるため、事前にLINEで写真を送っていただければ、目安をご案内します。最終の金額は、髪を見てからお伝えします。

Q. 髪を切って、黒染めの部分を短くするのも手ですか? A. 伸ばしている途中でなければ、毛先の濃い部分を切って軽くする選択肢はあります。長さの希望とのバランスで決めましょう。

Q. 明るくしたあと、色落ちはどのくらいで気になりますか? A. 髪質やシャンプーの頻度にもよりますが、3〜4週間程度で色落ちを感じ始める方が多いです。色持ちの工夫は色落ちを防ぐ3つの秘訣も参考になります。

Q. 白髪が混ざっている場合は、どう考えればよいですか? A. 白髪の量や位置で、色の入り方が変わります。白髪染めをやめたい方には、白髪ぼかしという選択肢もあります。写真を見て相談しましょう。

Q. 学生や就活中でも、あとで戻せる色を選べますか? A. 色の選び方は、履歴を伺ってから考えます。予定がある場合は、いつまでにどんな色にしておきたいかを先に教えてください。

まとめ

黒染めから明るい髪色に戻すとき、「何回で終わる」を先に決めることはできません。決まるのは、髪の履歴と、なりたい色を確認してからです。

最初の一歩は、今の髪の写真と履歴のメモをLINEで送ること。見通しが立つと、気持ちもずいぶん軽くなります。

ご予約・ご相談はお気軽に

営業 10:00〜18:00(火曜・第3月曜 定休)/狭山ヶ丘駅 西口

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