結論からお伝えします。パサパサの髪に合うトリートメントは、「なぜパサつくのか(傷みの原因)」と「どんな手触りにしたいか(さらさら・しっとり)」の2つで選ぶのが基本です。ドライヤーやアイロンをよく使う方は熱から守るオイルタイプ、乾燥して広がる方は保湿寄りのミルクタイプ、頭皮のベタつきも気になる方は洗い流すクレンジングオイルタイプが目安になります。そのうえで、毎日の洗い方や乾かし方を見直し、自宅では追いつかない部分をサロンのトリートメントで補うと、手触りとまとまりが整いやすくなります。
この記事では、arm’s hair(アームスヘアー)の店長として20年以上お客様の髪に触れてきた立場から、パサつきの原因の見分け方、トリートメントの種類と選び方、効果を引き出す使い方、やりがちな失敗、サロンケアを取り入れる目安までを順番にまとめます。
パサパサ髪になる原因は「水分と油分が逃げやすい状態」

カラーやパーマを何度も繰り返していると、髪がパサパサでまとまりにくい、枝毛や切れ毛が増えた、濡れると髪がゴムのように伸び縮みする、といった悩みが出てきます。「もうこれ以上は無理」と感じる方も少なくありませんが、ケアを見直すのに遅すぎることはありません。
髪の表面には、うろこ状に重なった「キューティクル」があり、内側の水分やたんぱく質を守っています。このキューティクルが傷んだり開いたりすると、内側の水分や油分が逃げやすくなり、手触りがざらつき、光をきれいに反射できなくなります。これが「パサパサに見える・感じる」状態です。
大切なのは、一度傷んだ髪そのものが元どおりになるわけではない、という点です。髪は伸びてきた時点で、自分で傷みを元に戻す力を持っていません。トリートメントは、髪の表面や内側に足りないものを補い、手触りやまとまり、見た目を整えるためのものです。だからこそ、「補うケア」と「これ以上傷めない習慣」を両方そろえることが大切になります。
原因ごとの特徴と見分け方
パサつきの原因は一つではなく、いくつかが重なっていることがほとんどです。思い当たるものを確認してみてください。
| 原因 | 起こりやすい状態 | 見分けるヒント |
|---|---|---|
| カラー・パーマ・ブリーチの繰り返し | 毛先ほど乾燥し、色も抜けやすい | 根元と毛先で手触りが大きく違う |
| ドライヤー・アイロンの熱 | 表面がごわつき、ツヤが出にくい | アイロンを当てる部分だけ硬く感じる |
| 力任せのブラッシング | 枝毛・切れ毛が増える | ブラシに短い毛が多く残る |
| 頭皮をゴシゴシ洗う・すすぎ不足 | 頭皮のかゆみやフケ、根元のベタつき | 毛先はパサパサなのに根元は重い |
| リンス・トリートメントの付け方 | 頭皮がベタつく、毛先は乾く | 付ける場所が根元寄りになっている |
| 生まれつきのくせ・うねり | 表面がでこぼこしてツヤが出にくい | 雨の日や湿気で広がりやすい |
うねりやくせがある髪は、表面がでこぼこしているために、傷んでいなくてもパサついて見えることがあります。この場合は保湿だけでなく、くせとの付き合い方も一緒に考えると近道です。
まずは自分の髪の状態をチェックしよう
トリートメントを選ぶ前に、今の髪がどのくらい乾燥しているのかを確かめておくと、選ぶ商品やサロンケアの必要性がわかりやすくなります。次のチェックリストで、当てはまるものを数えてみてください。
- 乾かしたあと、毛先が広がってまとまらない
- 指を通すと、途中で引っかかる
- 毛先を近くで見ると、白っぽく裂けている(枝毛)
- 濡れた髪を軽く引っぱると、伸びてから戻りにくい
- カラーの色が、前よりも早く抜けるようになった
- 朝のスタイリングに時間がかかるようになった
- アイロンを毎日、または高い温度で使っている
当てはまる数が多いほど、髪の内側の水分やたんぱく質が不足している可能性があります。目安を表にまとめます。
| 状態の目安 | よくあるサイン | 考えたいケア |
|---|---|---|
| 軽い乾燥(0〜2個) | 季節や天気でときどきパサつく | 洗い流さないトリートメントを1種類取り入れる |
| 中くらいの傷み(3〜4個) | 毛先が広がる、指通りが悪い | 洗い流すタイプと洗い流さないタイプを併用し、サロンケアも検討 |
| 強い傷み(5個以上) | 枝毛・切れ毛、濡れると伸びる | ホームケアに加え、サロンで状態を見てもらう。毛先を整えるカットも考える |
この表はあくまで目安です。実際の状態は、髪の太さや履歴によっても変わります。
トリートメントの種類と役割を知ろう

トリートメントには多くの種類があり、悩みや理想の髪質によって選び方が変わります。「髪が絡まりやすいから滑らかにしたい」「乾燥でパサつくからしっとりまとめたい」など、求める仕上がりに合うものを選ぶことが、ツヤ髪への第一歩です。まずは大きく「洗い流すタイプ」と「洗い流さないタイプ」に分けて整理します。
| 分類 | 主なタイプ | おもな役割 | 使うタイミング |
|---|---|---|---|
| 洗い流すタイプ(インバス) | トリートメント、ヘアマスク | 髪の内側と表面に、うるおいや油分を補う | シャンプー後、お風呂の中で |
| 洗い流すタイプ(インバス) | リンス、コンディショナー | 髪の表面を整え、指通りをよくする | シャンプー後、お風呂の中で |
| 洗い流すタイプ(頭皮用) | クレンジングオイル | 頭皮の皮脂や汚れを浮かせて落としやすくする | シャンプー前に頭皮へ |
| 洗い流さないタイプ(アウトバス) | オイル | 熱や摩擦から守り、ツヤを出す | タオルドライ後、乾かす前・仕上げ |
| 洗い流さないタイプ(アウトバス) | ミルク、クリーム | 保湿して、しっとりまとめる | タオルドライ後、乾かす前 |
| 洗い流さないタイプ(アウトバス) | ミスト | 軽く補い、寝ぐせ直しや絡まりにも使いやすい | 乾かす前や、日中の手直し |
洗い流すタイプは「土台を整える」、洗い流さないタイプは「乾かす・スタイリングするときに守る」と考えると役割の違いがつかみやすくなります。パサつきが気になる方は、どちらか一方よりも、両方を組み合わせるほうが手触りの変化を感じやすい場合が多いです。
洗い流さないトリートメントの選び方
洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)は、乾かす前や仕上げに使うものです。毎日の熱や摩擦から髪を守るため、パサパサ髪のケアでは特に大切なアイテムです。
オイルタイプ:熱をよく使う方、ツヤがほしい方に
ヘアアイロンやドライヤーをよく使う方には、オイルタイプが向いています。髪の表面をコーティングして熱や摩擦から守りやすく、ツヤ感も出しやすいため、毎日のスタイリングが欠かせない方や、パサつきとツヤ不足が気になる方に合わせやすいタイプです。
一方で、つけすぎると重く、ベタついて見えることがあります。髪が細い方や毛量が少ない方は、さらっとした軽めのオイルを少量から使うのがおすすめです。
ミルクタイプ:乾燥して広がる方、しっとりさせたい方に
パサつきが気になる方や、しっとり感を求める方には、保湿寄りのミルクタイプが向いています。髪にうるおいを与えて乾燥を防ぎ、まとまりやすい髪に整えやすくなります。髪の水分が足りないと感じる方は、まずミルクタイプから試してみてください。
クリーム・バームタイプ:硬くて広がる髪、毛先の乾燥に
毛先の乾燥が強い方や、太くて硬い髪で広がりやすい方には、保湿力の高いクリームやバームが合う場合があります。重さが出やすいので、毛先中心に使うのがコツです。
ミストタイプ:軽い仕上がりが好きな方、日中の手直しに
細くて柔らかい髪で、オイルやミルクだと重くなる方にはミストが使いやすいタイプです。単体では保湿力が物足りない場合もあるため、乾燥が強い方は、ミストのあとに少量のオイルを重ねる使い方もあります。
髪質別の選び方の目安
| 髪質・悩み | 合わせやすいタイプ | 注意したい点 |
|---|---|---|
| 細い・柔らかい髪 | ミスト、軽めのオイル | つけすぎるとぺたんとしやすい |
| 太い・硬い髪で広がる | ミルク、クリーム、重めのオイル | 根元にはつけず、毛先中心に |
| くせ・うねりがある | ミルク+オイルの重ね使い | 湿気の多い日は量を少し増やす |
| カラー・ブリーチ毛 | ミルク+オイル | 色落ちが気になる方は熱から守ることを優先 |
| アイロンを毎日使う | オイル(熱から守る表示のもの) | アイロン前は根元まで乾かしてから使う |
洗い流すトリートメントの選び方
トリートメント・ヘアマスク:手触りの土台を整える
シャンプー後に使う洗い流すトリートメントやヘアマスクは、髪の内側と表面にうるおいや油分を補い、手触りの土台を整えるものです。パサつきが強い方は、毎日のトリートメントに加えて、週に1〜2回ヘアマスクのような濃いめのタイプを取り入れる方法もあります。
「さらさら」と書かれたものは軽い仕上がりに、「しっとり」「まとまる」と書かれたものは重めの仕上がりになりやすい傾向があります。パッケージの言葉は、仕上がりの方向を知る手がかりになります。
リンス・コンディショナー:表面を整える
リンスやコンディショナーは、髪の表面を保護して指通りを整えるためのものです。頭皮ではなく髪全体に行き渡らせ、しっかりすすぐことが大切です。リンスを髪に残しすぎると、かえってベタつきや重さにつながることがあります。
クレンジングオイル:頭皮のベタつきも気になる方に
毛先はパサパサなのに、頭皮は油っぽくベタつきやすい、という方には、洗い流すタイプのクレンジングオイルが合う場合があります。シャンプー前に頭皮になじませると、毛穴まわりの皮脂や汚れを浮かせて落としやすくなります。頭皮をマッサージしながら使うと、気持ちよく血行を促す時間にもなります。使う頻度は、商品の表示を目安にしてください。
「さらさら派」「しっとり派」の仕上がりで選ぶ
同じパサつきの悩みでも、好みの仕上がりは人それぞれです。理想の手触りから選ぶと、使い続けやすいアイテムに出会いやすくなります。
| なりたい仕上がり | 選びたい方向 | 組み合わせ例 |
|---|---|---|
| さらさら・軽い | 軽めのトリートメント、ミスト、さらっとしたオイル | さらさら系トリートメント+ミスト |
| しっとり・まとまる | 濃いめのトリートメント、ミルク、クリーム | しっとり系トリートメント+ミルク+少量のオイル |
| ツヤを出したい | オイル | どのトリートメントにも仕上げのオイルを少量 |
| 広がりを抑えたい | ミルク、クリーム、重めのオイル | しっとり系トリートメント+クリーム |
迷ったときは、まず「乾かす前のミルク」と「仕上げのオイル」の組み合わせから始め、重さを感じたら量や種類を調整する方法がおすすめです。
トリートメントの効果を引き出す使い方
同じトリートメントでも、使い方で手触りの変わり方が違います。サロンでもお伝えしている基本の手順をまとめます。
洗い流すトリートメントの手順
- シャンプーをしっかりすすいだあと、髪の水気を軽く絞る(水分が多いと薄まってなじみにくい)
- 適量を手のひらにのばし、傷みやすい毛先から中間に向かってなじませる
- 目の粗いコームでとかし、全体に均一に行き渡らせる
- 商品の表示どおりの時間をおく。毛先が特に乾燥している場合は、毛先にもう一度重ねる
- ぬるつきが少し残る程度まで、ていねいにすすぐ
根元や頭皮にはつけないのが基本です。頭皮にトリートメントが残ると、ベタつきや、かゆみのもとになることがあります。
洗い流さないトリートメントの手順
- タオルで髪をはさみ、こすらずに押さえるようにして水気をとる
- 少量を手のひら全体に広げる
- 毛先から中間に向かって、もみ込むようになじませる。表面には手に残った分を軽くつける
- ドライヤーで根元から乾かし、最後に毛先を整える
- 仕上げにパサつきが気になる部分だけ、オイルをほんの少し重ねる
量は、商品の表示を目安に少量から始めてください。「足りなければ足す」ほうが、つけすぎて重くなる失敗を防げます。
毎日のヘアケアで見直したいこと

髪のパサつきは、意外にも毎日のヘアケアの積み重ねによるものが多いです。トリートメントを変える前に、次の習慣も見直してみてください。
ブラッシング
何気なく行っているブラッシングが、髪の負担になっていることがあります。力任せにとかしたり、静電気が起きやすいナイロン製のブラシを使ったりすると、キューティクルを傷つけ、パサつきの原因になることがあります。毛先の絡まりから順にほどき、少しずつ上に向かってとかすのが基本です。
シャンプー
頭皮をゴシゴシと強く洗うと、頭皮の負担が増え、フケやかゆみ、髪の傷みにつながることがあります。シャンプーは手のひらで泡立ててから、指の腹で頭皮をやさしくマッサージするように洗うのがコツです。毛先は泡を通す程度で十分です。
すすぎ
シャンプー後のすすぎが足りないと、シャンプー成分が頭皮や髪に残り、トラブルの原因になります。洗う時間と同じか、それ以上の時間をかけてすすぐつもりで行いましょう。リンスやトリートメントも同じように、しっかりすすぐことが大切です。
乾かし方
濡れた髪はキューティクルが開いていて、摩擦に弱い状態です。自然乾燥は避け、タオルドライのあとは早めにドライヤーで乾かします。根元から乾かし、毛先は最後に。乾きすぎを防ぐため、仕上げに冷風を当てると手触りが落ち着きやすくなります。
アイロン・コテ
アイロンは髪がしっかり乾いてから、同じ場所に長く当てすぎないように使います。熱から守るオイルなどを先につけておくと安心です。
よくある失敗と対策
トリートメントを使っているのにパサつきが変わらない、という場合は、使い方にずれがあることがあります。
| よくある失敗 | 起こりやすいこと | 対策 |
|---|---|---|
| 根元から全体にたっぷりつける | 根元がぺたんとし、頭皮がベタつく | 毛先から中間を中心につける |
| 水気が多いままトリートメントをつける | 薄まってなじみにくい | 水気を軽く絞ってからつける |
| すすぎが短い | ベタつき、かゆみ、重さ | ぬるつきが少し残る程度まで流す |
| 洗い流さないタイプをつけすぎる | 重く、脂っぽく見える | 少量から始めて足す |
| オイルだけで保湿しようとする | 表面だけしっとりして、内側は乾いたまま | ミルクなど保湿タイプと組み合わせる |
| 自然乾燥で寝る | 摩擦で傷みやすく、寝ぐせも強くなる | 根元まで乾かしてから寝る |
| 次々に商品を変える | 合う・合わないが判断しにくい | 同じものを数週間続けて様子を見る |
サロントリートメントを取り入れる目安

自宅でのケアはもちろん大切ですが、傷みが進んでいる場合や、手触りを早く整えたい場合は、サロントリートメントを組み合わせる方法があります。美容室では、髪の状態を見たうえで薬剤や手順を選べるため、自宅では届きにくい部分までケアしやすくなります。
ヘッドスパのように頭皮の汚れを落とすケアを取り入れると、髪だけでなく頭皮もすっきりと整えられ、トリートメントのなじみ方にも違いを感じる方がいます。サロンでのトリートメントは、数週間から数か月に一度の頻度で行うと、髪の状態を保ちやすくなります。
arm’s hairのトリートメントメニュー
| メニュー | 時間の目安 | 料金 | 向いている方 |
|---|---|---|---|
| トリートメント | 約15分 | ¥3,000 | カットやカラーのついでに手触りを整えたい方 |
| プレミアムトリートメント | 約30分 | ¥5,000(ホームケア付き) | パサつきが気になり、自宅のケアも一緒に整えたい方 |
| 髪質改善ケラチントリートメント(当店オリジナル) | 約120分 | ¥10,300 | くせやうねりでパサついて見える方、まとまりを重視したい方 |
どのメニューが合うかは、髪の太さ、傷み具合、くせの強さで変わります。詳しくは髪質改善メニューや料金メニューをご覧ください。髪質改善を受ける間隔については髪質改善の頻度の記事でも詳しくまとめています。
毛先のカットも「ケア」の一つ
枝毛や切れ毛が多い部分は、トリートメントで手触りを整えても、裂けた部分がつながるわけではありません。傷みが強い毛先を少し切りそろえるだけで、全体のまとまりがよくなることもあります。長さを残したい方は、カウンセリングで「どこまで切ってよいか」をお伝えください。
パサつきの原因がくせの場合は?髪質改善と縮毛矯正
傷みよりも、くせやうねりが原因でパサついて見えている場合は、トリートメントだけでは広がりが落ち着きにくいことがあります。そのときは、髪質改善トリートメントや縮毛矯正という選択肢もあります。
| 比べるポイント | 髪質改善トリートメント | 縮毛矯正 |
|---|---|---|
| 目的 | 手触りとまとまりを整え、うねりを落ち着いて見せる | くせを伸ばし、まっすぐな状態にする |
| 向いている方 | ゆるいうねりや広がりが気になる方 | くせが強く、毎朝のアイロンが手放せない方 |
| 仕上がり | 自然な丸み・やわらかさを残しやすい | ストレートが続く |
| 当店の目安 | 約120分・¥10,300 | 180分〜・¥15,000〜 |
どちらが合うか迷う方は、髪質改善と縮毛矯正どっちがいいかの記事や、縮毛矯正メニューも参考にしてください。
よくある質問(Q&A)
Q. パサパサの髪には、洗い流すタイプと洗い流さないタイプ、どちらが大切ですか?
A. どちらか一方というより、役割が違うので組み合わせるのがおすすめです。洗い流すタイプで手触りの土台を整え、洗い流さないタイプで乾かすときの熱や摩擦から守る、という考え方です。どちらか一つから始めるなら、毎日のドライヤーの負担を減らせる洗い流さないタイプを先に取り入れる方が多いです。
Q. オイルとミルク、両方使ってもいいですか?
A. 使えます。先にミルクで保湿し、乾かしたあとにオイルを少量重ねると、うるおいとツヤの両方を出しやすくなります。重さを感じる場合は、オイルを毛先だけにしてください。
Q. トリートメントは毎日使ったほうがいいですか?
A. 洗い流すトリートメントや洗い流さないトリートメントは、毎日使っても問題ないものがほとんどです。ヘアマスクのような濃いタイプは、商品の表示を目安に、週に1〜2回から始めると重くなりすぎません。
Q. 高いトリートメントほど、パサつきに向いていますか?
A. 価格と相性は、かならずしも比例しません。大切なのは、自分の髪の太さや傷み具合、なりたい手触りに合っているかどうかです。合うかどうかは、数週間同じものを続けて判断するのがおすすめです。
Q. トリートメントをしても、すぐにパサパサに戻ってしまいます。
A. 洗い方や乾かし方、アイロンの使い方に原因が残っている場合があります。この記事の「よくある失敗と対策」を確認してみてください。また、傷みが強い髪は、内側から水分が逃げやすいため、サロンで状態を見てもらうことをおすすめします。
Q. 頭皮がベタつくのに、毛先はパサパサです。どうすればいいですか?
A. 頭皮と毛先で、ケアを分けて考えるのがポイントです。頭皮はしっかり洗ってすすぎ、必要に応じてクレンジングオイルを取り入れます。トリートメントや洗い流さないトリートメントは、毛先から中間だけにつけてください。
Q. サロントリートメントはどのくらいの頻度で受ければいいですか?
A. 髪の状態やカラーの頻度によって変わりますが、数週間から数か月に一度が一つの目安です。カラーやカットのタイミングに合わせて受ける方もいらっしゃいます。
Q. 傷んだ髪は、トリートメントで元どおりになりますか?
A. 一度傷んだ髪そのものが、元の状態に戻るわけではありません。トリートメントは、足りないものを補い、手触りやまとまり、見た目を整えるものです。これ以上傷めない習慣と組み合わせて、伸びてくる髪をきれいに保つことを目指しましょう。

まとめ:原因と仕上がりで選び、毎日の習慣とサロンケアを組み合わせる
最後に、この記事のポイントを振り返ります。
- パサつきは、キューティクルが傷んで水分や油分が逃げやすくなった状態。原因はカラー・熱・摩擦・洗い方などが重なることが多い
- トリートメントは「傷みの原因」と「なりたい手触り(さらさら・しっとり)」で選ぶ
- 熱をよく使う方はオイル、乾燥して広がる方はミルク、頭皮のベタつきも気になる方はクレンジングオイルが目安
- 洗い流すタイプで土台を整え、洗い流さないタイプで熱や摩擦から守る
- 根元にはつけない、水気を絞ってからつける、しっかりすすぐ、少量から使う
- ブラッシング、シャンプー、乾かし方の見直しも、トリートメントと同じくらい大切
- 自宅で追いつかない部分は、サロントリートメントや毛先のカットで補う
髪の悩みは人それぞれです。自分に合ったトリートメントと毎日のお手入れ、そしてプロのケアを組み合わせることで、パサつきの悩みは少しずつ軽くしていけます。arm’s hair(アームスヘアー)は、埼玉県所沢市狭山ケ丘、狭山ヶ丘駅 西口から徒歩5分の美容室です。スタッフ全員が美容歴10年以上で、髪の状態を見ながらホームケアのご相談にも応じています。悩み別のご案内や初めての方へもあわせてご覧ください。
※髪の状態や商品の合う・合わないには個人差があります。頭皮に赤みやかゆみが出た場合は使用を中止し、気になる症状が続く場合は皮膚科などの医療機関にご相談ください。

