髪の毛って大切なものですよね。でも、髪の毛が切れてしまうと、ちょっと悲しい気持ちになりますよね。今日は、髪の毛が切れてしまう原因と、それを改善する方法を教えてくれる美容師からのアドバイスをシンプルにお伝えします。さあ、一緒に学びましょう！
・ちぎれてしまう原因
・ちぎれてしまう対策
髪の毛が傷んでちぎれてしまう原因
カラー・パーマ
髪の毛を染めたり、パーマをかけることで、髪が傷むことがあります。カラーやパーマの薬品に含まれているアルカリ性っていう成分が、髪の表面を傷つけてしまいます。カラーやパーマの薬剤は、髪にダメージを与えることがあります。これらの薬剤は強いアルカリ性を持っていて、髪は本来弱酸性な状態が健康ですが、アルカリ性の薬剤を使うと、髪が傷みやすく、チリチリになる可能性があるのです。
ドライヤーやヘアアイロンの熱
普通に髪を乾かすのは大丈夫なんだけど、ヘアアイロンや熱い風を使いすぎると、髪が傷むことがあります。特にヘアアイロンは高温で髪を傷つけやすい。ヘアアイロンを使いすぎると、髪に熱ダメージを与えてしまいます。髪は熱に弱く、乾燥してチリチリになることがあります。また、髪が絡まっている状態でヘアアイロンを使うと、髪に負担をかけてしまいます。
摩擦
髪をきちんと乾かさずに寝ると、枕との摩擦で髪が傷むことがあります。シャンプー前に髪をきちんとブラッシングしないと、髪がもつれて傷ついてしまうこともあるそうです。
紫外線・乾燥
太陽の紫外線はお肌だけでなく、髪にも害を及ぼすことがあります。髪を乾燥させるだけでなく、スタイリング剤の性質も変えてしまう可能性も。
加齢
年齢を重ねると、髪の質が変わることがあります。髪は内部に含まれる脂質が減少し、細くてツヤのない状態になることがあるのです。これが髪のチリチリの原因となることもあります。
髪の毛は、キューティクル、コルテックス、メデュラと呼ばれる部分で構成されています。
また、髪の成分のほとんどはタンパク質で構成されており、髪に過剰な熱を加えるとタンパク質が変性し、髪内部に空洞ができて脆くなります。これを防ぐためには、以下の2つが重要です。
・髪表面のキューティクルを守ること
・髪に過剰な熱を加えないこと
枝毛・切れ毛対策
ヘアカラーやパーマの頻度を考える
ヘアカラーやパーマの薬剤によるダメージが枝毛や切れ毛の大きな原因です。特に、強い薬剤を使うヘアメニューを頻繁に行うと、髪にダメージが蓄積しやすくなります。枝毛や切れ毛を予防するためには、カラーやパーマの頻度を見直しましょう。また、カラーはリタッチ（根元のみ）にすることや、気になる部分だけにすることでダメージを抑えることができます。
毎日のブラッシング
髪が濡れているときは、髪表面のキューティクルが水分によって柔らかくなっています。そのため、濡れた髪を無理にブラッシングするとキューティクルが傷つきやすくなります。濡れた髪には優しいブラッシングを心がけましょう。乾いている髪も力任せのブラッシングは避け、絡まりをほぐしてから優しくブラッシングしましょう。
アミノ酸系シャンプー
アミノ酸系シャンプーは、髪や頭皮に優しい成分でできています。髪のダメージを最小限に抑えて、枝毛になるのを防ぎます。
頭皮を正しく洗う
シャンプーの際に、頭皮の汚れをしっかりと洗い流すことが大切です。頭皮の健康は髪の健康に影響を与えるため、正しい洗い方を心がけましょう。
ドライヤー・コテ・アイロン
ドライヤー、コテ、アイロンの熱には注意が必要です。髪が濡れている状態でこれらを使用すると、タンパク質の熱変性が発生し、枝毛や切れ毛の原因となります。髪は完全に乾いた状態でこれらを使用しましょう。また、熱を分散させることが大切です。
カットやトリートメント
枝毛や切れ毛が既に発生している場合、アウトバストリートメントやヘアマスクを使用して目立ちにくくすることができます。また、枝毛カットや毛先の調整などの髪のメンテナンスも効果的です。これらの対策を組み合わせて、枝毛や切れ毛を予防しましょう。
美容室でのスペシャルケアもおすすめ
もし自宅のケアだけでは物足りないと感じたら、美容室でのトリートメントも試してみるといいかもしれません。
arms hairでは1人ひとりにおすすめするトリートメントメニューがあります。
枝毛や切れ毛は、髪の健康状態を示す重要なサインです。日常のヘアケアとスタイリングに気を付け、美しい髪を維持しましょう。
自分の髪の毛がどうして傷むのかを知り、対策を取ることで、髪を守り、ストレスなくオシャレを楽しむことができるようになります。美しい髪で、毎日を楽しんでくださいね！
