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アンブレラカラーとは?内側だけ染めて仕事でも見えにくい仕組みと選び方

アンブレラカラーとは、髪の表面は元の髪色のままにして、その内側の層に色を入れるヘアカラーです。傘は閉じていると無地に見えて、開くと内側の柄が現れます。この様子に似ていることから、この名前で呼ばれています。髪を下ろしている間は色がほとんど見えず、結んだり耳にかけたりしたときだけ内側が現れるため、職場や学校のルールがあって髪色を派手にできない人に向く、という説明がよくされます。

ただし「バレない」わけではありません。どの場面で、どのくらい見えるかは、色を入れる位置と髪の量、そして普段のヘアスタイルで決まります。この記事では、場面ごとの見え方から逆算して、位置・色・ブリーチの要不要を考えていきます。

  • 表面の髪が内側を覆うので、下ろしているときは色が見えにくい
  • 結ぶ、耳にかける、風が吹く、うつむく場面で内側が見える
  • 見える量は、染める位置と、表面の髪の量・長さで変わる
  • 暗い髪に明るい色を出すには、一般にブリーチが必要
  • 職場や学校の規定は、「見える可能性」も含めて事前に確認しておくと安心
  • 頼むときは「どの場面で見せたいか・隠したいか」を伝える
目次

傘にたとえると分かる、アンブレラカラーの構造

頭の髪は、薄い層が重なってできています。いちばん上の層は表面、その下に中間の層、さらに耳の後ろや襟足に近い下の層があります。アンブレラカラーは、表面の層には色を入れず、下の層や内側の部分だけに色を入れます。

表面の髪が「傘の外側」、内側の髪が「傘の内側」です。外側が暗めの髪であれば、内側が明るくても、通常は下ろした状態だとほとんど目に入りません。反対に、外側の髪が薄かったり短かったりすると、内側が透けたり、動いたときにのぞいたりします。

インナーカラーとの違い

似た名前にインナーカラーがありますが、使い分けは店によって曖昧なことがあります。一般的な整理は次のとおりです。

項目 アンブレラカラー インナーカラー
色を入れる場所 内側の層全体を広めに 内側のうち、決めた範囲
イメージ 傘を開いたように下から色が広がる 表面の下にチラ見えする帯
下ろしたとき 色が見えにくい 色が見えにくいことが多い
結んだとき 色の面が広く見える 帯状の色が見える

呼び方の違いは、美容室や雑誌によってぶれやすいところです。言葉に頼らず、写真を見せて「この範囲」と伝えるのがいちばん確実です。

場面別に見る:色が見えるとき、見えないとき

「仕事でバレにくい」という説明は、半分正しく、半分は条件つきです。実際の見え方を、場面ごとに見てみましょう。

場面 見え方の目安 理由
髪を下ろして立っている ほとんど見えない 表面の髪が内側を覆っている
歩いて髪が揺れる 毛先の動きでちらつくことがある 髪が動くと内側が一瞬のぞく
風が強い日 見えやすい 表面がめくれて内側が出る
耳にかける 耳の後ろの色が見える かけた部分の内側が現れる
低い位置で一つ結び うなじ付近の色が見える 結ぶと下の層が出る
高い位置で結ぶ・お団子 色が広く見える 内側がほぼ外に出る
うつむく・かがむ 前に垂れる髪の中で見える 髪の向きが変わる
帽子・マスクを外す 髪が乱れて見えることがある 髪が持ち上がる

表からも分かるように、下ろしている時間が長い人ほど隠しやすく、結ぶ機会が多い人ほど見えやすいというのが基本です。接客や制服の仕事で髪をまとめる決まりがある場合は、「見える前提」で色の濃さを考えたほうが安心です。

「見える場面」を先に決めておく

色を入れてから「結んだら思ったより見えた」と気づくのは、よくあるパターンです。美容室で相談するときは、普段の髪の結び方を実際にやって見せるのがおすすめです。美容師は、結んだときに見える範囲を確認しながら、どの高さまで色を入れるかを決められます。

職場・学校の規定と付き合うための考え方

髪色の規定は、職場によって細かく違います。「明るい髪色は不可」だけが決まりで内側は問われないところもあれば、「見える範囲に派手な色は不可」とする場所もあります。美容室は、規定の解釈を代わりに判断することはできません。

  • 規定の文言を、そのまま美容師に見せる、または伝える
  • 結ぶ、まとめる決まりがあるかどうかを確認しておく
  • 「見えたとき」にどう説明できるかを、自分で決めておく
  • 不安があれば、人事や上司に事前に聞く

美容師は、規定の範囲に近づけるために、色の濃さを暗めに抑えたり、位置を低くしたりする提案はできます。ただ、最終的な判断は、あなたと職場のあいだで決めることになります。

色を入れる位置の決め方

アンブレラカラーで悩むのは、色よりも位置です。大きく3つのパターンがあります。

  1. 襟足〜耳の後ろ:下ろすとほぼ見えない。結んだときに現れる。いちばん控えめ
  2. 耳の高さの内側:耳にかけると見える。チラ見え感が出やすい
  3. ハチ(頭の最も張った部分)の下:面積が広く、動いたときに色が見えやすい。表面の髪が薄い人は注意

髪の量が多い人は、表面の髪が内側を隠してくれるので、広めにとっても下ろした状態では目立ちにくい傾向があります。量が少なかったり、細くて柔らかい髪だったりすると、内側が透けやすいので、位置を低めに設計するほうが無難です。

色の選び方と、ブリーチが必要かどうか

内側の色は、暗い髪の上にどこまで色を出したいかで、ブリーチの要不要が分かれます。

目指す色 ブリーチの目安 補足
暗めのブラウン、深みのある赤み なしでも可能なことが多い 光に当たると分かる程度
明るめのベージュ、淡いブラウン 髪の元の色で変わる 黒髪ならブリーチを使う場合もある
ピンク、ラベンダー、ブルー系 一般に1回以上のブリーチを使う 色の鮮やかさは下地の明るさで決まる
白に近い淡い色 複数回のブリーチが必要になることがある 髪への負担が大きいため慎重に

ブリーチは髪に負担がかかる施術です。内側だけとはいえ、結んだときや耳にかけたときに見える部分なので、パサつきが目立たないよう、トリートメントなどのケアを組み合わせると仕上がりが安定します。ブリーチやハイトーンについては、ブリーチ・ハイトーンのページにまとめています。料金の考え方はブリーチの料金ガイドも参考になります。

美容室での頼み方:そのまま使える言い方

アンブレラカラーは、言葉で伝えると食い違いやすいので、次の順で整理すると伝わります。

  1. 普段の髪の結び方(下ろす/低く結ぶ/高く結ぶ)
  2. 仕事・学校の規定(見えてもよい範囲)
  3. 好みの色味(写真)
  4. 隠したい場面と、見せたい場面

「普段は下ろしていることが多いですが、仕事中は低い位置でひとつ結びです。結んだときに少しだけ色が見える程度で、ベージュ寄りの色にしたいです。」

「休日だけ楽しめればよいので、耳にかけたときと、髪をまとめたときにだけ、青みのある色が見える位置にしたいです。」

向いている人・工夫が必要な人

向いているのは、普段は髪を下ろす時間が長い人、休日に違うヘアカラーを楽しみたい人、表面の髪に量がある人です。

工夫が必要なのは、髪が短いボブやショートの人、毎日髪をまとめる仕事の人、髪が細く量が少ない人です。位置を低くしたり、色を暗めに寄せたりと、見え方を調整する余地はあります。

伸びたときの見え方

内側に入れた色も、時間がたてば伸びてきます。根元側から新しい髪が生えてくるので、内側の根元は地毛の色に戻っていきます。表面が元の髪色なので、表側から見ると変化に気づきにくいのが利点ですが、結んだときに根元の境目が見えることがあります。色持ちは髪質や洗い方で差が出るため、一概には言えません。

当店でのご相談について

arm’s hair(アームスヘアー)は、狭山ヶ丘駅 西口から徒歩5分の美容室です。アンブレラカラーのような内側のデザインは、お客様の髪の量と、普段の結び方で最適な位置が変わります。そのためカウンセリングでは、実際に髪を結んでもらい、色が見える範囲を一緒に確認します。

ブリーチを使う場合は、全体にブリーチ1回とカラーを組み合わせたダブルカラーが¥16,000〜(約150分・2026年10月時点・ロングは+¥1,000のことが多い)という目安がありますが、内側だけの場合は範囲によって変わります。「自分の場合はいくらか」「どこまで入れられるか」は、LINEで髪の写真を送っていただければお返事できます。ご自身の規定が不安なときは、その内容も添えてご相談ください。

カラー全般はカラーのページ、メニューはメニュー一覧でご確認いただけます。

よくある質問

Q. アンブレラカラーは、職場で本当にバレませんか? A. 下ろしているあいだは見えにくいですが、風・結ぶ・耳にかけるなどの場面で見えることがあります。「見えない」とは言い切れないため、規定が厳しい場合は位置と色の濃さを控えめにし、事前に職場へ確認するのが安心です。

Q. 黒髪のままでもできますか? A. 暗めのブラウンなど、控えめな色なら可能なことがあります。明るい色やパステルカラーを出したい場合は、一般にブリーチが必要です。

Q. 表面の髪が細くて薄いのですが、向いていますか? A. 内側が透けやすいため、位置を低く、色を控えめにするなど設計が必要です。写真で髪の状態を見せていただければ、向き不向きをお伝えします。

Q. どのくらいで色が抜けますか? A. カラーは3〜4週間程度で色落ちを感じ始める人が多いです。ブリーチ後の淡い色や鮮やかな色は、変化が早く感じやすい傾向があります。

Q. 伸びてきたらどうなりますか? A. 内側の根元が地毛に戻るため、結んだときに境目が見えることがあります。表側からは目立ちにくく、入れ直しの時期を長めにとれる場合もあります。

Q. 縮毛矯正やパーマと組み合わせられますか? A. 組み合わせ自体は可能なことがありますが、順番と髪の負担を考える必要があります。縮毛矯正を先に、カラーを後にするのが基本です。縮毛矯正とカラーの同時施術の記事も参考になります。

Q. 外すときはどうすればよいですか? A. 色が入った内側の髪を、カットで落としていくか、別の色で上から染めるか、のどちらかになります。ブリーチ部分は染まりやすいぶん、色の入り方に差が出やすいため、希望を伝えてご相談ください。

まとめ

アンブレラカラーは、髪の内側の層に色を入れて、下ろしているときは隠れ、結んだり耳にかけたりしたときに現れるデザインです。仕事や学校でも楽しめる可能性はありますが、見えるかどうかは位置・髪の量・結び方で決まります。

美容室へ行く前に、普段の結び方と規定の内容、見せたい場面を整理しておくと、仕上がりの食い違いが減ります。気になる場合は、カラーのご案内をご覧のうえ、LINEで髪の写真を送って相談してみてください。

この内容について、狭山ヶ丘の arm’s hair に相談したい方は、カラーのメニューと料金と、メニュー・料金表もあわせてご覧ください。髪の写真をLINEで送っていただければ、あなたの場合の進め方と料金をお返事します。

ご予約はお気軽に

営業 10:00〜18:00(火曜・第3月曜 定休)/狭山ヶ丘駅 西口

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