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パーソナルカラー別ヘアカラー診断|似合う髪色と避けたい髪色

結論からお伝えします。似合う髪色は、パーソナルカラーの「色み(黄みか青みか)」「明るさ」「鮮やかさ」の3つをそろえると見つけやすくなります。 目安としては、スプリング(春)は明るく温かいベージュやキャラメル、サマー(夏)は柔らかく青みのあるアッシュやローズブラウン、オータム(秋)は深みのあるショコラやモカ、ウィンター(冬)はコントラストのある黒髪やダークバイオレットが合わせやすい方向です。反対に、自分のタイプと逆の色みを強く入れると、顔色がくすんで見えることがあります。

この記事では、arm’s hair(アームスヘアー)の店長として美容師歴20年以上カラーを担当してきた立場から、パーソナルカラーの基本、自宅でできるセルフ診断、4タイプ別の似合う髪色と避けたい髪色、年代別の調整、美容室での伝え方、色持ちの考え方までを順番にまとめます。最後に、よくある質問にもお答えします。

目次

パーソナルカラーとは?髪色選びに使う「3つの物差し」

パーソナルカラーと髪色の関係のイメージ

パーソナルカラーとは、生まれ持った肌・目・髪の色と調和しやすい色のグループのことです。一般には「スプリング(春)」「サマー(夏)」「オータム(秋)」「ウィンター(冬)」の4つのシーズンに分けて考えます。服やメイクの色選びで知られていますが、顔のすぐ横で大きな面積を占める髪色こそ、影響が大きい部分です。

似合わない髪色を選ぶと、一般に次のような見え方になりやすいと言われます。

  • 顔色が暗く、くすんで見える
  • 目の下の影やほうれい線などの陰影が強調される
  • 肌の赤みや黄みが目立つ
  • 全体的に疲れた印象に見える

反対に、肌と調和する髪色を選ぶと、肌が明るく見えたり、目元がはっきり見えたり、血色がよく見えたりしやすくなります。これは肌色と髪色の「色み・明るさ・鮮やかさ」のバランスによって、光の反射や陰影の見え方が変わるためです。

髪色を決めるときは、次の3つの物差しで考えると整理しやすくなります。

物差し 意味 髪色での例
色み(ベース) 黄みを含む温かい色か、青みを含む涼しい色か 黄み=ベージュ、キャラメル、オレンジ系/青み=アッシュ、ラベンダー、ローズ系
明るさ(明度) 明るい色か、暗い色か 明るい=レベル8〜10前後/暗い=レベル4〜6前後
鮮やかさ(彩度) はっきりした色か、くすんだ柔らかい色か 鮮やか=ワインレッド、カッパー/くすみ=グレージュ、スモーキーベージュ

4つのシーズンは、この3つの組み合わせで分けられています。スプリングは「黄み・明るい・鮮やか」、サマーは「青み・明るい〜中くらい・柔らかい」、オータムは「黄み・深い・落ち着いた」、ウィンターは「青み・深い〜はっきり・コントラスト強め」という傾向です。

パーソナルカラーは「答え」ではなく「出発点」

先にお伝えしておきたいのは、パーソナルカラーはあくまで目安だということです。同じタイプでも、髪質、今の髪色、白髪の有無、仕事の規定、好きな服の雰囲気によって、ちょうどよい色は変わります。この記事の表も「迷ったときの出発点」として使い、最後は実際に髪に色をのせた見え方で決めるのが失敗の少ない方法です。

「イエベ・ブルベ」と4シーズンの関係

よく聞く「イエベ(イエローベース)」「ブルベ(ブルーベース)」は、3つの物差しのうち「色み」だけで分けた呼び方です。4シーズンは、そこに明るさと鮮やかさを加えて細かく分けたものと考えるとわかりやすくなります。

色みの分類 含まれるシーズン 違いを決めるポイント
イエベ(黄み寄り) スプリング、オータム 明るく鮮やか=スプリング/深く落ち着いた=オータム
ブルベ(青み寄り) サマー、ウィンター 柔らかくくすんだ=サマー/はっきり澄んだ=ウィンター

「イエベなのは分かるけれど、春か秋かで迷う」という方は、髪色の明るさで迷っている状態とも言えます。この場合は、明るめと暗めの両方の写真を顔の横に並べて比べると、方向が見えやすくなります。

2つのタイプの特徴を持つ方もいる

実際には、4つのどれかにきれいに当てはまる方ばかりではありません。「いちばん近いのはサマー、次に近いのはウィンター」というように、2つ目に近いタイプ(セカンドシーズン)を持つ方も多くいます。その場合は、いちばん近いタイプの色を基本にしつつ、2つ目のタイプの色を明るさや部分使いで取り入れると、選べる髪色の幅が広がります。

自宅でできるパーソナルカラーのセルフ診断

セルフ診断のイメージ

正確に知りたい場合は、専門の診断を受けるのが確実です。ただ、次のチェックでも、おおよその傾向はつかめます。メイクを落とし、昼間の窓際など自然光の下で鏡を見ながら答えてみてください。

セルフ診断チェックリスト(4問)

  1. 肌の色に近いのは?
  2. A:黄みがかった明るい肌。日焼けすると小麦色になりやすい
  3. B:青白い、またはピンクがかった肌。日焼けすると赤くなりやすい
  4. C:温かみのある黄みの強い肌。日焼けすると褐色になりやすい
  5. D:白く透明感のある肌、または濃いめのオリーブ色の肌
  6. 染めていない自然な髪の色は?
  7. A:明るめの茶色、光に当たると金色がかって見える
  8. B:灰色がかった茶色、柔らかい黒
  9. C:深みのある赤みブラウン、濃いめの茶色
  10. D:黒に近い濃い色、青みがかった黒
  11. ゴールドとシルバー、顔映りがよいのは?
  12. A:ゴールド
  13. B:シルバー
  14. C:ゴールドやブロンズ
  15. D:シルバーやプラチナ
  16. 顔の近くに当てて、いちばんしっくりくる色は?
  17. A:サーモンピンク、アプリコット、明るいイエロー
  18. B:ラベンダー、水色、ライトグレー
  19. C:テラコッタ、オリーブ、マスタード
  20. D:ロイヤルブルー、ワインレッド、真っ白

Aが多い方はスプリング、Bが多い方はサマー、Cが多い方はオータム、Dが多い方はウィンターの傾向です。2つのタイプが同じ数になった方は、次の「目と髪の特徴」も参考にしてください。

目と髪の特徴でも確認する

タイプ 目の特徴(傾向) 自然な髪の特徴(傾向)
スプリング 明るい茶色。光が入りやすくキラキラした印象 明るめの茶色。日光で赤みや金色に見える。柔らかめ
サマー 灰色がかった茶色〜黒に近い色。穏やかで柔らかい印象 ダークブラウン、柔らかい黒。やや細めで柔らかめ
オータム 深みのあるダークブラウン。落ち着いた強さがある 濃い茶色、黒に近い茶色。赤みや黄みを帯びやすい
ウィンター 黒に近い濃い色。白目とのコントラストが強い 黒に近い色、青みがかった黒。太く硬めのことが多い

道具を使った4つの簡易チェック

チェックリストで迷ったときは、次の方法で「色み」と「明るさ・鮮やかさ」を順番に絞り込みます。

チェック方法 やり方 見方
手首の血管 手首の内側を自然光で見る 緑っぽい=黄み寄り(春・秋)/青っぽい=青み寄り(夏・冬)
アクセサリー ゴールドとシルバーを交互に顔の近くに当てる ゴールドで肌が明るい=春・秋/シルバーで肌が明るい=夏・冬
白い布や紙 アイボリーと青みのある白を顔の下に当てる アイボリーがなじむ=春・秋/青白い白がなじむ=夏・冬
明るい色と深い色 パステルカラーとアースカラーを比べる パステルが合う=春・夏/アースカラーが合う=秋・冬
鮮やかな色とくすんだ色 原色と、渋くくすんだ色を比べる 鮮やかな色が合う=春・冬/くすんだ色が合う=夏・秋

これらを組み合わせると、たとえば「黄み寄りで、鮮やかな色が合う」ならスプリング、「青み寄りで、くすんだ色が合う」ならサマー、というように絞り込めます。

セルフ診断で間違えやすい4つのポイント

  • 照明:室内の暖色系の照明では誰でも黄み寄りに、白い照明では青み寄りに見えます。自然光で確認しましょう
  • メイク:ファンデーションやチークの色に引っぱられます。できればすっぴんで
  • 今の髪色:明るく染めている髪は顔まわりの印象を変えます。タオルなどで髪を隠して確認すると判断しやすくなります
  • 日焼け:季節によって肌色が変わります。日焼けしにくい腕の内側も参考にします

スプリング(春)タイプに似合う髪色・避けたい髪色

スプリングタイプに似合う明るく温かい髪色のイメージ

スプリングタイプは、明るく温かみのある色が得意なタイプです。肌は黄みを帯びた明るい色で、瞳は明るい茶色の方が多く、全体に軽やかでいきいきとした印象を持っています。

似合いやすい髪色

  • 明るさの目安:明るめ〜中くらい(レベル7〜10前後)
  • 色みの方向:黄みやオレンジみを少し含む、温かい色
  • キーワード:明るい、クリア、温かみ、ツヤ
  • 具体例:カプチーノブラウン、ミルクティーベージュ、ハニーキャラメル、アプリコットオレンジ、ハイトーンベージュ、ゴールドブラウン、ライトキャラメル、ピーチブラウン、シャンパンゴールド

代表的な髪色の見え方

髪色 見え方の特徴 向くシーン
ミルクティーベージュ 黄みを少し含んだ柔らかいベージュ。肌が明るく見えやすい 普段使い、休日
ハニーキャラメル 金色がかった明るいブラウン。ツヤが出やすい 華やかにしたいとき
ピーチブラウン ほんのりオレンジピンク。血色がよく見えやすい デート、写真を撮る日
カプチーノブラウン 温かみのある中くらいの明るさ。落ち着きもある 職場、学校

避けたい髪色と理由

  • 重たいナチュラルブラック:暗すぎて顔色まで沈んで見えやすい
  • ブルーブラック:青みが強く、黄みのある肌と離れて見えやすい
  • 強いグレーアッシュ:くすみが強く、顔色が悪く見えることがある
  • 暗すぎるダークブラウン:顔の印象が重くなりやすい

よくあるご相談に「流行りのグレージュにしたら、顔色が悪く見えた」というものがあります。この場合は、グレー寄りではなくベージュ寄りに戻し、少し温かみを足すと肌になじみやすくなります。

スプリングタイプの色づくりのコツ

  • 暗くしすぎず、明るさとツヤを大切にする
  • 顔まわりに細めのハイライトを入れると、軽さと立体感が出る
  • 根元は少し暗め、毛先に向けて明るくするグラデーションも自然
  • 赤みを消しすぎない。青みを強く入れるより、ほどよい暖かさを残すほうが肌映りがよい

サマー(夏)タイプに似合う髪色・避けたい髪色

サマータイプに似合う柔らかく涼しげな髪色のイメージ

サマータイプは、霧がかかったような柔らかく涼しげな色が得意なタイプです。肌は青み寄りでピンクがかり、透明感があります。日焼けすると赤くなりやすく、全体に上品で穏やかな印象の方が多いです。

似合いやすい髪色

  • 明るさの目安:中くらい〜明るめ(レベル6〜9前後)
  • 色みの方向:青みやグレーを含む、柔らかくくすんだ色
  • キーワード:ソフト、涼しげ、上品、透明感
  • 具体例:ピンクベージュ、ラベンダーアッシュ、ミルクティーグレージュ、ダスティピンク、アッシュブラウン、ローズブラウン、ソフトバイオレット、スモーキーベージュ、ココアブラウン、アッシュベージュ、ラベンダーグレージュ

代表的な髪色の見え方

髪色 見え方の特徴 向くシーン
ラベンダーアッシュ 紫がかった柔らかいグレー。黄みを抑えて透明感が出る 休日、明るめにしたいとき
ローズブラウン 青みのある赤を少し含むブラウン。上品な血色感 職場、フォーマル
ピンクベージュ 柔らかいピンクを含むベージュ。やさしい印象 普段使い
ココアブラウン くすみのある落ち着いたブラウン 職場、暗めにしたいとき

避けたい髪色と理由

  • ゴールド系:黄みが強く、肌と調和しにくい
  • オレンジブラウン:温かみが強く、肌がくすんで見えることがある
  • 赤みの強いブラウン:肌の青みと離れて、髪だけ浮いて見えやすい
  • 濃いチョコレート色:コントラストが強く、硬い印象になりやすい

「明るくしたくてオレンジブラウンにしたら、肌がくすんで見えた」という場合は、明るさはそのままに、ピンクベージュやアッシュ系に色みを寄せると落ち着きやすくなります。

サマータイプの色づくりのコツ

  • 黄みや赤みより、青みやグレーを含む色を基本にする
  • 暗すぎず明るすぎない、中くらいの明るさがいちばん上品に見えやすい
  • ハイトーンにするなら、ラベンダーやグレー系の色みを足す
  • 根元から毛先に自然なグラデーションをつけると柔らかい印象になる
  • 透明感を強く出したいときは、ブリーチで土台を明るくしてから色を重ねる方法(ダブルカラー)もある

オータム(秋)タイプに似合う髪色・避けたい髪色

オータムタイプに似合う深みのあるブラウンのイメージ

オータムタイプは、紅葉や大地のような深みと温かみのある色が得意なタイプです。肌は黄み寄りで、マットな質感の方が多く、瞳は深いダークブラウン。落ち着いた大人っぽい雰囲気が持ち味です。

似合いやすい髪色

  • 明るさの目安:暗め〜中くらい(レベル4〜7前後)
  • 色みの方向:赤み・黄みを含む、深みのある温かい色
  • キーワード:深み、温かみ、豊かさ、シック
  • 具体例:ショコラブラウン、テラコッタブラウン、バーントキャラメル、アンバーブラウン、マロンブラウン、カッパーブラウン、モカブラウン、ブロンズブラウン、キャメルブラウン、オリーブブラウン、ココアブラウン

代表的な髪色の見え方

髪色 見え方の特徴 向くシーン
ショコラブラウン 深みのある温かいチョコレート色。ツヤが映える 職場、普段使い
テラコッタブラウン 赤茶系の深い色。肌が健康的に見えやすい 秋冬、華やかにしたいとき
オリーブブラウン 緑みを含んだ落ち着いたブラウン。赤みが出にくい こなれた雰囲気にしたいとき
モカブラウン 柔らかく深いブラウン。合わせる服を選ばない 通年

避けたい髪色と理由

  • 明るすぎる色:肌の深みと離れて、髪だけ浮いて見えやすい
  • ピンク系:肌の黄みと合わず、不自然に見えることがある
  • 青みの強いアッシュ系:顔色が悪く見えやすい
  • パープル系:温かい肌と調和しにくい

「アッシュグレーにしたら顔色が悪く見えた」というときは、同じ落ち着いた色でも、オリーブやカーキ寄り、または赤みや黄みを含んだブラウンを選ぶと、肌になじみやすくなります。

オータムタイプの色づくりのコツ

  • 赤み・黄みのある色を基本に、肌を健康的に見せる
  • 明るくしすぎず、深さで大人っぽさを出す
  • 全体は落ち着いた色にして、内側や耳まわりにだけ明るい色を入れるインナーカラーも合わせやすい
  • グラデーションは急な変化より、なだらかなつなぎ方が向く
  • ツヤのある仕上がりにすると、深い色がよりきれいに見える

ウィンター(冬)タイプに似合う髪色・避けたい髪色

ウィンタータイプに似合うコントラストのある髪色のイメージ

ウィンタータイプは、はっきりしたコントラストと、澄んだ色が得意なタイプです。肌は青白く透明感があるか、濃いめのオリーブ色。瞳は黒に近い濃い色で、白目とのコントラストが強く、シャープで凛とした印象です。

似合いやすい髪色

  • 明るさの目安:暗め〜中くらい(レベル2〜6前後)
  • 色みの方向:青みや紫を含む涼しい色、またはコントラストのある深い色
  • キーワード:シャープ、クール、鮮やか、メリハリ
  • 具体例:ナチュラルブラック、ブルーブラック、ダークバイオレット、バーガンディ、ワインレッド、ダークチェリー、エスプレッソブラウン、ディープバイオレット、ダークアッシュ

代表的な髪色の見え方

髪色 見え方の特徴 向くシーン
ナチュラルブラック 重さではなく、ツヤとコントラストで見せる黒 職場、就職活動
ダークバイオレット 光に当たると紫が見える深い色 個性を出したいとき
バーガンディ 深いワイン色。肌の白さが引き立ちやすい 華やかにしたいとき
エスプレッソブラウン 黒に近い深いブラウン。柔らかさも出る 通年、普段使い

避けたい髪色と理由

  • 黄みの強いベージュ系:肌のクールさと合いにくい
  • オレンジ系:温かみが強く、顔色が悪く見えることがある
  • ハニーブラウン:黄みが強く、肌と離れて見えやすい
  • くすんだ中間色:メリハリがなくなり、顔立ちがぼやけやすい

「明るくしたくてベージュにしたら、顔色が悪く見えた」という場合は、黄み寄りではなく、バイオレット系やレッド系で明るさを出すと、肌になじみやすくなります。

ウィンタータイプの色づくりのコツ

  • 黒髪や、はっきりした色みでコントラストを生かす
  • 赤みを入れるなら、青みを含んだワインやチェリー寄りを選ぶ
  • 黒髪をベースに、毛先や内側だけに色を入れる方法も合わせやすい
  • 根元は自然な黒を残し、毛先だけ色を入れる「イノセントカラー」のようなデザインもある
  • ツヤを大切にすると、深い色がより澄んで見える

4タイプ早見表|明るさ・色み・避けたい色

ここまでの内容を、一つの表にまとめます。美容室に行く前に、スクリーンショットなどで保存しておくと便利です。

タイプ 明るさの目安 似合いやすい色 避けたい色 迷ったときの方向
スプリング レベル7〜10前後 ベージュ、キャラメル、ハニー、ピーチブラウン 重い黒、ブルーブラック、強いグレー 明るく、少し温かく
サマー レベル6〜9前後 アッシュ、ラベンダー、ローズ、ピンクベージュ ゴールド、オレンジ、強い赤み 中くらいの明るさで、柔らかく
オータム レベル4〜7前後 ショコラ、モカ、カッパー、オリーブブラウン 明るすぎる色、ピンク、強いアッシュ 深く、温かく
ウィンター レベル2〜6前後 黒、ダークバイオレット、ワイン、エスプレッソ 黄みの強いベージュ、オレンジ、ぼやけた中間色 はっきり、涼しく

なお、レベル(髪の明るさを表す数字)は、一般に数字が大きいほど明るくなります。黒髪がレベル3〜4前後、暗めの茶髪がレベル5前後、明るめの茶髪がレベル7〜8前後がおおよその目安です。サロンによって数え方に少し幅があるため、写真と合わせて確認すると安心です。

似合う髪色×似合う髪型の組み合わせ

パーソナルカラーに合わせた髪型のイメージ

髪色が合っていても、髪型の雰囲気が離れていると、全体のまとまりが弱くなります。タイプごとに合わせやすい髪型の方向をまとめます。

タイプ 合わせやすい髪型の方向 具体例
スプリング 軽さ、動き、明るさ ふんわりとしたカール、ショートボブ、前髪ありのスタイル
サマー 柔らかさ、上品さ、なめらかさ ストレートロング、ゆるいパーマ、前髪なしの大人っぽいスタイル
オータム 深み、抜け感、知的さ ロングヘア、ゆるめのウェーブ、センターパート
ウィンター 直線的、シャープ、都会的 ストレートロング、クールなショート、前髪なしのスタイル

髪型の具体的なイメージは、当店のヘアカタログでも見られます。長さから探したい方はショートヘアのページも参考にしてください。

髪の長さで変わる、色の見え方

同じ色でも、髪の長さによって顔まわりに占める面積が変わるため、印象の強さが変わります。

長さ 色の見え方 選び方のポイント
ショート 色の面積が小さく、顔まわりの印象に直結する タイプに合う色みをしっかり選ぶと効果がわかりやすい
ボブ・ミディアム 顔まわりと毛先の両方で色が見える 毛先だけ明るくするなど、長さを生かしたデザインもしやすい
ロング 色の面積が大きく、全体の雰囲気を左右する 毛先の傷みで色が抜けやすいので、色持ちも考えて選ぶ

ロングの方は、顔まわりの色をタイプに合わせ、毛先は好きな色で遊ぶ、という分け方もできます。

年代別|パーソナルカラーを生かした髪色の調整

年代別の髪色選びのイメージ

パーソナルカラーの基本は大きく変わらないと言われますが、肌のトーンや髪の質感は年齢とともに変わります。そのため、同じタイプの中でも、ちょうどよい明るさや鮮やかさが少しずつ動きます。

20代〜30代前半

明るい色や個性的な色にも挑戦しやすい年代です。就職活動や職場の規定に合わせた調整は必要ですが、グラデーションやインナーカラーで遊び心を足す方法もあります。タイプに合う色を一度知っておくと、その後に明るさや色みを変えるときにも基準になります。ブリーチを使う色に挑戦する場合は、髪への負担と、色が抜けたときの見え方もあわせて確認しておきましょう。毎月のように色を変える方は、毛先の傷みがたまりやすいので、トリートメントで状態を整えながら楽しむのがおすすめです。

30代後半〜40代

ツヤと上品さの両立が大切になります。全体は少し落ち着いた明るさを基本にし、顔まわりだけ明るくする、細いハイライトで立体感を出す、といった方法で、重たく見えないように調整します。仕事や家庭で忙しい時期でもあるため、根元が伸びても目立ちにくい明るさを選ぶなど、手入れのしやすさも考えて色を決めるのがおすすめです。

50代以上

暗すぎる色、特に真っ黒は、顔まわりが重く見えることがあります。白髪をなじませながら自然な明るさを保ち、透明感のある色みを選ぶと、柔らかい印象になりやすいです。

この年代は、肌の明るさや血色感が若い頃と変わってきたと感じる方も多く、若い頃に似合っていた色が少し強く感じられることがあります。その場合は、同じタイプの中で鮮やかさを一段落とす、顔まわりに明るさを足す、ツヤの出るケアを合わせる、といった小さな調整で、無理なくなじませることができます。髪のハリやボリュームが気になる方は、髪色とあわせて髪型も見直すと、全体の印象が整いやすくなります。

タイプ 20代〜30代前半 30代後半〜40代 50代以上
スプリング ハイトーンベージュ、ハニーゴールド ミディアムベージュ、カプチーノブラウン ナチュラルベージュ、ソフトキャラメル
サマー ミルクティーグレージュ、ライトアッシュ ココアブラウン、ローズブラウン ナチュラルブラウン、ソフトアッシュ
オータム キャラメルブラウン、テラコッタ ショコラブラウン、マロンブラウン ナチュラルブラウン、ソフトモカ
ウィンター ワインレッド、ダークバイオレット ダークチェリー、エスプレッソブラウン ナチュラルブラック、ソフトワイン

白髪がある場合は、白髪の量によって選べる明るさが変わります。白髪染めでもタイプに合わせた色みを選ぶことはできますので、白髪の割合と合わせてご相談ください。顔まわりに明るさを足す方法は、ハイライト・エクステのページでも紹介しています。

パーソナルカラーと「今の髪の状態」で変わる仕上がり

同じ色の薬剤を使っても、髪の状態によって仕上がりは変わります。パーソナルカラーで色を決めたあとに、次の点も確認しておくと、イメージとのずれが小さくなります。

髪の状態 起こりやすいこと 考え方
黒髪・バージン毛(染めたことがない髪) 明るくすると赤みやオレンジみが出やすい 青み系の色は、一度で思った色にならないことがある。段階的に近づける
以前に黒染めをした 明るい色が入りにくく、ムラになりやすい 履歴を先に伝える。明るくするには時間や回数がかかる場合がある
ブリーチ履歴がある 淡い色が入りやすいが、色落ちも早い 色持ちを考えて、少し濃いめに入れることもある
傷みが強い 色が抜けやすく、ムラになりやすい 無理に明るくせず、先に髪の状態を整える
白髪がある 白髪部分は淡く、黒髪部分は暗く見えやすい 白髪の割合で明るさの上限を相談する

髪の傷みが気になる方は、カラーの前に髪の状態を整えるのも一つの方法です。当店では髪質改善ケラチントリートメント(当店オリジナル・約120分・¥10,300)も用意しています。

美容室での上手なオーダー方法

美容室でのカラーオーダーのイメージ

似合う髪色がわかっても、美容師にうまく伝わらないと理想に近づきません。次の5つのステップで準備しておくと安心です。

失敗しにくいオーダーの5ステップ

  1. 写真を用意する:理想の髪色の写真を2〜3枚。色だけでなく、明るさやツヤ感がわかるもの。自然光で撮られた写真がおすすめです
  2. 具体的な言葉で伝える:「明るめ」「暗め」だけでなく、「赤みを抑えたい」「黄みは避けたい」「今より1〜2トーン明るく」など
  3. パーソナルカラーを伝える:「サマータイプと言われたので、青みのある色が合うと思っています」など。過去に失敗した色も伝えると参考になります
  4. 仕上がりの使い道を共有する:「オフィスでも浮かない落ち着いた色に」「休日だけ透明感を出したい」など
  5. 不安な点を先に聞く:「色が落ちるとどうなりますか」「次はいつ頃来ればよいですか」「髪への負担はどのくらいですか」

知っておくと話が早い用語

用語 意味
レベル(トーン) 髪の明るさを表す数字。数字が大きいほど明るい
ダブルカラー ブリーチなどで明るくしたあとに、色を重ねる方法
ハイライト/ローライト 部分的に明るい色/暗い色を入れて、立体感を出す方法
グラデーションカラー 根元から毛先に向かって、少しずつ色や明るさを変える方法
インナーカラー 表面ではなく、内側の髪だけ違う色にする方法
リタッチ 伸びてきた根元だけを染める方法

当店の料金は、全体カラー¥6,500〜、根元だけのリタッチカラー¥4,600、ブリーチを使うダブルカラー¥15,000〜です。詳しくはカラーメニューをご覧ください。

オーダー前のチェックリスト

  • 自分のタイプ(わかる範囲で)と、似合わなかった色を伝えたか
  • 参考写真を2〜3枚、自然光のものを中心に用意したか
  • カラー・ブリーチ・黒染め・縮毛矯正の履歴を伝えたか
  • 職場や学校の明るさの規定を伝えたか
  • 色落ちしたときの変化と、次の来店の目安を聞いたか

施術当日の流れ(目安)

初めてカラーをする方や、久しぶりに美容室に行く方のために、当日の一般的な流れをご紹介します。

  1. カウンセリング:今の髪の状態、カラーやブリーチの履歴、パーソナルカラー、希望の写真を確認します
  2. 色のご提案:顔映り、明るさ、色落ちしたときの見え方を踏まえて、色みと明るさをご提案します
  3. 塗布:根元と毛先で薬剤を使い分けることもあります
  4. 放置:色を入れるために時間を置きます
  5. シャンプー・トリートメント:薬剤を流し、髪の状態を整えます
  6. 仕上げ:乾かしてから、店内の鏡と窓際の自然光の両方で色を確認します

乾かして光の下で見たときに「思ったより赤い」「もう少し明るくてもよかった」と感じたら、遠慮せずにお伝えください。次回の調整にとても役立ちます。

よくある失敗と、その場でできる対策

パーソナルカラーを意識していても、思わぬ仕上がりになることがあります。よくあるケースを整理します。

よくある失敗 起こりやすい理由 対策
写真と色が違う 写真の加工や照明、元の髪色の違い 複数の写真で確認し、仕上げは窓際の自然光でも見る
顔色が悪く見える タイプと逆の色みが強い 次回は色みを肌に近い方向へ寄せる
赤みが出た 黒髪から明るくした、赤みが出やすい髪質 赤みを抑えたいことを先に伝える。段階的に寒色を重ねる
思ったより暗い 彩度を落とした色は沈んで見えやすい 明るさを一段上げる、顔まわりだけ明るくする
すぐに色が抜けた 明るい髪や傷んだ髪は色が残りにくい 色持ちのケアと、来店周期を相談する

色を長持ちさせるケアと、タイプ別の退色対策

ヘアカラーを長持ちさせるケアのイメージ

せっかく似合う色になっても、早く色が抜けてしまうと印象が変わってしまいます。毎日のケアと、タイプごとの退色の考え方をまとめます。

毎日のケア

  • カラーした髪向けの、洗浄力がやさしいシャンプー・トリートメントを使う。弱酸性のタイプは、一般に色持ちを考えた処方が多い
  • お湯は熱すぎないぬるま湯(38℃前後が目安)にする。仕上げのすすぎを少しぬるめにする方もいる
  • 洗髪の回数は頭皮の状態と相談しながら。洗いすぎは色落ちを早めることがある
  • 紫外線対策をする。UVカットのスプレーやミスト、帽子を使う。特に赤系の色は紫外線で色が変わりやすいと言われる
  • ドライヤーやアイロンの前に、熱から髪を守るスタイリング剤を使う。高温にしすぎない
  • プールの塩素も色が変わる原因になるため、入る前後のケアを意識する

色みを補うアイテム

  • 黄みを抑える紫シャンプー、赤みを保つ赤系のカラーシャンプーなど、色を補うタイプがある
  • カラー用トリートメントで週1〜2回の集中ケアをする
  • ヘアオイルやミルクで、髪の表面を整える

タイプ別の退色対策

タイプ 退色で出やすい変化 最初の色の選び方
スプリング 黄みが出やすい ベージュ系を選ぶと、色が抜けても自然に見えやすい
サマー 赤みが戻りやすい 少し強めのアッシュ系から始めると、抜けたときにちょうどよくなりやすい
オータム 赤みが抜けて黄色っぽくなりやすい やや赤みを足した色を選ぶとバランスが取りやすい
ウィンター くすんでぼやけやすい 発色のよい、はっきりした色を選ぶ

色持ちの傾向

一般に、暗い色ほど色持ちがよく、明るい色ほど早く変化します。また、赤系の色素は比較的残りやすく、青系の色素は抜けやすいと言われます。アッシュ系は、ベースの明るさを上げすぎないようにすると、色が抜けてもきれいに見えやすくなります。根元が伸びてきたら、全体を染め直さずにリタッチカラー(当店¥4,600)で根元だけ整える方法もあります。

今の髪色から、似合う色へ移るときの進め方

今の髪色とタイプの色が大きく離れている場合、一度で切り替えようとすると、ムラや思わぬ色みが出ることがあります。代表的なケースごとに、無理のない進め方をまとめます。

今の髪色 → 目指す色 起こりやすいこと 進め方の例
暖色の明るい茶色 → 寒色のアッシュ 赤みやオレンジみが残る 1回目は赤みを抑えたベージュ、2回目でアッシュ寄りに
黒染めした髪 → 明るいベージュ 明るくなりにくく、ムラになりやすい 履歴を伝えたうえで、時間をかけて段階的に明るくする
明るいハイトーン → 深いブラウン 色が沈みすぎたり、緑っぽく見えたりする 一度に暗くせず、色みを補いながら少しずつ落ち着かせる
青み寄りのアッシュ → 温かいキャラメル 中間で色がくすんで見えることがある 間にベージュを挟み、色みを少しずつ温かくする

段階を踏むと時間はかかりますが、そのぶん髪への負担を分散でき、途中の色も楽しめます。「いつまでに、どんな色にしたいか」を伝えていただくと、来店の計画も一緒に立てられます。

次回の来店で伝えると、色が合わせやすくなること

似合う髪色は、一度で決まるとは限りません。回数を重ねながら、少しずつ自分にちょうどよい色に近づけていく方法もあります。次回のご来店では、次のことを教えてください。

  • 前回の色が、何週間くらいで変化したか
  • どの場面(朝の自然光、職場の照明、写真など)で、顔色が気になったか
  • 周りの人から言われた感想や、自分で気に入った点・気になった点
  • 自宅で使っているシャンプーやトリートメントの種類
  • 同じ色をもう一度入れたいか、少し方向を変えたいか

この情報があると、色みの強さや明るさの加減を、より細かく調整できます。

髪色に合わせたメイク・アクセサリーの選び方

パーソナルカラーに合わせた小物のイメージ

髪色を変えたら、メイクやアクセサリーも少し見直すと、全体のまとまりがよくなります。

タイプ ヘアアクセサリーの例 メイクの方向
スプリング ゴールド、パール、花柄 コーラル、ピーチなど明るく温かい色
サマー シルバー、パステルカラー、リボン ローズ、ラベンダーなど柔らかい青み
オータム ゴールド、べっ甲、エスニック柄 テラコッタ、ブラウン、カーキなど深い色
ウィンター シルバー、ビジュー、幾何学模様 ワイン、ボルドー、はっきりした赤など

髪色・メイク・服の色みの方向をそろえるだけで、「何となく合っていない」という違和感は減りやすくなります。ただし、最後は自分が好きで、心地よく感じる色を選ぶことがいちばん大切です。

髪質によって、同じ色でも見え方が変わる

パーソナルカラーで選んだ色も、髪の太さや元の色みによって見え方が変わります。美容師はここを見ながら、薬剤の色みや明るさを細かく調整しています。

髪質 起こりやすいこと 調整の考え方
太くて硬い、黒みが強い 色が入りにくく、赤みが出やすい 寒色を入れたい場合は、少し強めに入れる。段階的に明るくする
細くて柔らかい 色が入りやすく、明るく見えやすい 明るくなりすぎないよう、時間や明るさを控えめにする
もともと赤みが強い 明るくすると赤茶っぽくなりやすい アッシュやオリーブで赤みを打ち消す
もともと黄みが強い 明るくすると黄色っぽくなりやすい ラベンダーなど紫系で黄みを抑える
うねりやクセがある 光の反射が乱れ、色がくすんで見えやすい ツヤを足すケアを合わせると、色がきれいに見えやすい

同じ「ラベンダーアッシュ」でも、髪質によって配合を変えるのはこのためです。写真と同じ薬剤を使っても同じ色にならないことがあるのは、髪質の違いが大きな理由の一つです。

照明や写真で、髪色の見え方はこれだけ変わる

「美容室ではちょうどよかったのに、家で見たら違う色に見える」というお声はよく聞きます。髪色は、光の種類によって見え方が変わります。

場面 見え方の傾向
屋外の自然光 色みがもっとも正直に出る。赤みや黄みも見えやすい
室内の白い照明 青みや灰色みが強調され、涼しげに見えやすい
室内の暖色系の照明 赤みや黄みが足され、温かく見えやすい
スマートフォンの写真 加工や自動補正で、実際より鮮やかさや明るさが変わる

参考写真を選ぶときは、できるだけ自然光で撮られたものを選び、加工の強い写真は避けると、イメージのずれを減らせます。

迷ったときの髪色の決め方|3ステップ

候補が多すぎて決められないときは、次の順番で考えると迷いにくくなります。

  1. 明るさを決める:今より明るくしたいか、暗くしたいか、同じくらいか。職場や学校の規定がある場合は、先に上限を確認します
  2. 色みの方向を決める:セルフ診断で分かった「黄み寄り」か「青み寄り」かに合わせます。分からない場合はニュートラルなブラウンやベージュから
  3. 鮮やかさを決める:はっきりした色にするか、くすんだ柔らかい色にするか。タイプの傾向を参考にします

この3つが決まれば、美容師が具体的な色名と配合に置き換えてご提案できます。候補が2つまで絞れたら、両方の写真を持ってきていただければ、顔映りを見ながら一緒に決められます。

肌の悩み別|髪色で顔まわりの印象を整える考え方

パーソナルカラーとあわせて、「頬の赤みが気になる」「顔色が黄色っぽく見える」といった肌の悩みから髪色を考える方法もあります。髪色は顔のすぐ横にあるため、肌の見え方に影響しやすい部分です。あくまで見え方の調整として、一般的な考え方をまとめます。

気になること 避けたい方向 合わせやすい方向
頬や小鼻の赤みが目立つ 赤みの強いブラウン、オレンジ系 赤みを抑えたアッシュ、オリーブ、マット系
肌が黄色っぽく、くすんで見える 黄みの強いゴールド、強いグレー ほどよい赤みを足したブラウン、ローズ、ピンクベージュ
顔色が青白く、元気がなく見える 寒色の強いアッシュ、真っ黒 血色感が出るピーチ、ローズ、柔らかいベージュ
目の下の影が気になる 暗すぎる色、顔まわりが重い色 顔まわりだけ少し明るくする、ツヤのある色
顔立ちがぼやけて見える くすみの強い中間色 少しはっきりした色、メリハリのあるハイライト

肌の悩みは日によっても変わります。髪色だけで何とかしようとするより、メイクと組み合わせて考えると無理なく整えられます。

眉・目の色と髪色のバランス

髪色を変えると、眉の色が浮いて見えることがあります。特に、黒髪から明るくした場合や、寒色系にした場合に起こりやすい変化です。

  • 髪を明るくしたら、眉もアイブロウパウダーやマスカラで少し明るくすると、顔全体がなじみやすい
  • 寒色系の髪には、グレー寄りやアッシュ寄りの眉色が合わせやすい
  • 暖色系の髪には、ブラウン寄りやオレンジ寄りの眉色が合わせやすい
  • 瞳の色が明るい方は、髪も明るめにすると目元とつながりやすい。瞳が黒に近い方は、髪とのコントラストを生かす方法もある

髪色・眉・瞳の3つの色がつながると、顔立ちがはっきり見えやすくなります。

タイプ別|ハイライト・インナーカラーの選び方

全体の色を大きく変えずに、部分的に色を足す方法もあります。顔まわりや内側に入れる色をタイプに合わせると、顔映りを整えやすくなります。

タイプ ハイライトの方向 インナーカラーの例
スプリング 細めで明るいベージュ、ハニー系 アプリコット、ミルクティー
サマー 柔らかいアッシュ、ラベンダー系 ラベンダー、ピンクベージュ
オータム 控えめなキャラメル、カッパー系 オリーブ、オレンジブラウン
ウィンター コントラストのあるシルバー寄り、ボルドー系 ワインレッド、ブルー、パープル

部分的に明るくする場合は、ブリーチを使うことが多くなります。髪への負担や、色が抜けたときの見え方も事前に確認しておきましょう。

季節・シーン別|同じタイプでも明るさを変えて楽しむ

同じタイプの中でも、季節や場面に合わせて明るさや鮮やかさを変えると、髪色を長く楽しめます。

季節・シーン 考え方 例
春・夏 タイプの中で明るめを選び、軽さを出す スプリング:ハイトーンベージュ/サマー:ライトアッシュ
秋・冬 タイプの中で深めを選び、ツヤを出す オータム:ショコラ/ウィンター:エスプレッソ
職場・学校 明るさは控えめにして、色みでタイプを合わせる 暗めのアッシュブラウン、暗めのモカ
結婚式・イベント 写真に残るので、光の下での見え方を確認しておく 顔まわりに細いハイライトを入れるなど

パーソナルカラーと「好きな色」が違うときの考え方

「診断ではサマーだったけれど、オレンジブラウンが好き」というように、似合う色と好きな色が違うこともあります。その場合は、次のような調整で好きな色を楽しめることが多いです。

  • 色みは好きな色にして、明るさや鮮やかさをタイプに合わせる(例:サマーの方がオレンジ系にするなら、くすみを足して柔らかくする)
  • 顔から離れた毛先や内側だけに好きな色を入れる
  • 顔まわりだけタイプに合う色を残す
  • メイクや服の色で、髪色と肌の間をつなぐ

パーソナルカラーは「この色以外はだめ」という決まりではありません。好きな色を、自分に合う形に置き換えるための道具として使ってください。

よくある質問(Q&A)

arm's hair Q&A

Q. パーソナルカラー診断は、専門家に受けたほうがよいですか?

A. 正確に知りたい場合は、専門の診断を受けるのが確実です。ただ、この記事のセルフ診断でも、おおよその傾向はつかめます。迷ったときは、髪色を決める段階で美容師に顔映りを一緒に見てもらう方法もあります。

Q. 年齢とともにパーソナルカラーは変わりますか?

A. 基本のタイプは大きく変わらないと言われますが、肌のトーンや髪の色、白髪の量は変化します。そのため、同じタイプの中でも、似合う明るさや鮮やかさが少しずつ変わることがあります。

Q. 白髪染めでも、パーソナルカラーを考えて色を選べますか?

A. 選べます。白髪をしっかり染めるか、なじませるかによって選べる明るさは変わりますが、色みはタイプに合わせて調整できます。白髪の割合と合わせてご相談ください。

Q. 黒髪が似合うのはどのタイプですか?

A. 一般にはウィンタータイプが黒髪を生かしやすいと言われます。オータムタイプも深い色が似合いますが、真っ黒よりも深みのあるブラウンのほうが肌になじみやすい傾向があります。

Q. 市販のカラー剤でもパーソナルカラーに合わせられますか?

A. パッケージの色見本や明るさの表示を参考に選ぶことはできます。ただ、元の髪色や履歴によって仕上がりが大きく変わるため、写真どおりの色にならないこともあります。思いどおりの色に近づけたいときは、美容室での施術のほうが調整しやすいです。

Q. イエベかブルベか、どうしても判断できません。

A. 黄みも青みも強く出ない「中間」の方もいらっしゃいます。その場合は、ニュートラルなベージュやブラウンから始め、明るさや鮮やかさで調整すると失敗が少なくなります。

Q. 職場の規定で明るくできません。暗めでも似合う色は選べますか?

A. 選べます。暗めの明るさでも、色みの方向(温かい・涼しい)をタイプに合わせるだけで、顔映りは変わります。光が当たったときだけ色みが見えるような、控えめなカラーも可能です。

Q. 一度で理想の色になりますか?

A. 髪の状態によっては、一度で届かないこともあります。特に黒髪から青み系の明るい色にしたい場合は、赤みが出やすいため、2〜3回に分けて近づける方法をご提案することがあります。

Q. パーソナルカラーと髪色、どちらを先に決めるべきですか?

A. まずタイプの傾向を知り、そのあとで髪色の候補を2〜3色に絞るのがおすすめです。タイプが分からないままでも、写真を見ながら顔映りを確認すれば決められますので、心配はいりません。

Q. 似合う色にしたのに、家で見ると違う色に見えます。

A. 照明によって髪色の見え方は大きく変わります。暖色の照明では赤みや黄みが、白い照明では青みが強く見えます。日中の自然光で見たときの色を基準に考えてください。

Q. ブリーチをしないと、似合う色にできませんか?

A. 多くの場合、ブリーチなしでもタイプに合わせた色みは選べます。ブリーチが必要になるのは、黒髪から大きく明るくしたい場合や、淡い寒色を出したい場合などです。髪への負担も考えながら、カウンセリングで相談して決めましょう。

Q. メガネをかけています。髪色選びで気をつけることはありますか?

A. フレームの色も顔まわりの印象に影響します。ゴールド系や茶系のフレームは黄み寄りの髪色と、シルバー系や黒のフレームは青み寄りの髪色と合わせやすい傾向があります。普段かけているメガネのままで、色を確認すると安心です。

Q. パーソナルカラーに合う髪色にすれば、服は何を着ても大丈夫ですか?

A. 髪色が合っていると、服の色選びの幅は広がりやすくなります。ただし、髪色と服の色みの方向が大きく離れると、ちぐはぐに見えることがあります。顔の近くに来るトップスやストールの色を、髪色と同じ方向にそろえるのがおすすめです。

Q. 男性もパーソナルカラーで髪色を選べますか?

A. 選べます。考え方は同じで、黄み寄りか青み寄りか、明るさと鮮やかさをどうするかで方向が決まります。職場の規定がある方も多いので、暗めの明るさの中で色みを合わせる方法が取り入れやすいです。

Q. 初めてでも相談だけできますか?

A. カラーの施術前にはカウンセリングを行い、髪の状態と希望を確認しています。初めての方は初めての方へのご案内もご覧ください。

まとめ:3つの物差しで、自分に合う髪色を見つけよう

まとめ

最後に、この記事のポイントを振り返ります。

  • 似合う髪色は「色み」「明るさ」「鮮やかさ」の3つで考えると整理しやすい
  • スプリングは明るく温かい色、サマーは柔らかく涼しい色、オータムは深く温かい色、ウィンターははっきりした涼しい色が合わせやすい
  • 避けたい色は、タイプと逆の色みを強く入れた色。好きな色は、明るさや入れる場所で調整できる
  • 年代や白髪、髪の履歴によって、同じタイプでもちょうどよい明るさは変わる
  • オーダーは写真2〜3枚と、具体的な言葉、髪の履歴をセットで伝える
  • 色持ちは、ぬるま湯・紫外線対策・色を補うケアで変わる

パーソナルカラーは、髪色選びに迷ったときの心強い目安です。ただし最終的には、実際の髪の状態と、自分が心地よいと感じる気持ちを大切にしてください。

arm’s hair(アームスヘアー)は、埼玉県所沢市狭山ケ丘1丁目44-3 2F、狭山ヶ丘駅 西口から徒歩5分にあります。スタッフ全員が美容歴10年以上で、肌の色や髪の状態を見ながら色をご提案しています。カラーのページ、料金メニュー、サロン情報もあわせてご覧ください。

※パーソナルカラーの分類や似合う色は一般的な傾向です。実際の仕上がりは、髪質・髪の履歴・光の当たり方によって異なります。

ご予約・ご相談はお気軽に

営業 10:00〜18:00(火曜・第3月曜 定休)/狭山ヶ丘駅 西口

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