【美容師解説】もう枝毛で悩まない!原因から対策、プロのケアまで

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「髪は女の命」とはよく言ったもので、艶やかで美しい髪は、それだけで人を惹きつけ、自信を与えてくれます。しかし、どんなに気をつけていても、気がつけば現れてしまうのが、あの憎き枝毛。

「また枝毛ができてる…」と鏡を見るたびにため息をついているあなたへ。

この記事では、枝毛の原因から対策、美容院でのプロのケアまで、徹底的に深掘りして解説します。

「枝毛の原因って結局何?」「自分でできる効果的な対策は?」「美容院ではどんなケアをしてもらえるの?」といった疑問を、この記事を読めば全て解決できます。

枝毛のない、つるんと艶やかな美髪を手に入れるための、完全網羅ガイド、ぜひ最後までお読みください。

目次

枝毛、それは髪からのSOSサイン!まずは原因を徹底解明

「枝毛ができるのは、髪の栄養が足りていないから?」

確かにそれも一因ですが、枝毛の原因はそれだけではありません。枝毛は、日々の生活習慣やヘアケアの間違いによって、髪が受けたダメージの蓄積が表面化したものなのです。

ここでは、枝毛の主な原因を詳しく見ていきましょう。

悪夢の連鎖!カラーやパーマによるダメージ

おしゃれを楽しむために欠かせないヘアカラーやパーマ。しかし、これらの施術は、髪に大きな負担をかけていることを忘れてはいけません。

  • ヘアカラー: カラー剤に含まれる薬剤は、髪の内部のメラニン色素を分解することで色を変化させます。この過程で、髪の表面を覆っているキューティクルが剥がれ、髪内部のタンパク質が流出しやすくなります。
  • パーマ: パーマ液は、髪の結合を一度切断し、新しい形に再結合させることでウェーブを作ります。この結合の切断と再結合の過程で、髪は大きなダメージを受け、キューティクルが損傷しやすくなります。

頻繁なカラーやパーマは、髪の内部構造を破壊し、乾燥やパサつきを引き起こし、枝毛の温床となってしまうのです。

対策
  • カラーやパーマの間隔をできるだけ空ける(最低でも2〜3ヶ月)。
  • 施術の際に、髪へのダメージを最小限に抑えるケア剤を使用してもらう。
  • 施術後には、美容師さんに勧められた専用のトリートメントで集中ケアを行う。
  • 自宅でのヘアケアも、カラーやパーマ専用のシャンプー・トリートメントを使用する。

濡れた髪は無防備!乾燥によるダメージ

お風呂上がりの濡れた髪は、キューティクルが開いた状態。この状態で放置すると、髪内部の水分がどんどん蒸発し、乾燥が進んでしまいます。

また、濡れた髪は摩擦にも弱く、枕との摩擦やタオルドライによって、キューティクルが剥がれやすくなります。

対策
  • お風呂上がりは、タオルで優しく水分を拭き取り、すぐにドライヤーで乾かす。
  • ドライヤーの前に、洗い流さないトリートメントを塗布し、髪を熱から保護する。
  • 枕カバーをシルク素材のものに変え、摩擦を軽減する。

熱は敵!ドライヤーの熱風によるダメージ

ドライヤーは、髪を乾かすために必要なアイテムですが、使い方を間違えると、枝毛を悪化させる原因になってしまいます。

特に、

  • 至近距離からの熱風: ドライヤーを髪に近づけすぎると、髪内部の水分が急激に蒸発し、乾燥が進んでしまいます。
  • 長時間同じ箇所への熱風: 一箇所に集中して熱風を当て続けると、髪のタンパク質が変性し、ダメージを受けてしまいます。
対策
  • ドライヤーを髪から30cm程度離して使用する。
  • 根元から毛先に向かって、ドライヤーを細かく動かしながら乾かす。
  • 温風と冷風を交互に使い、髪に熱がこもるのを防ぐ。
  • ドライヤーの前に、洗い流さないトリートメントを塗布し、髪を熱から保護する。

紫外線も油断大敵!紫外線によるダメージ

日焼け止めを塗るのは肌だけではありません。髪も紫外線によってダメージを受け、乾燥やパサつき、枝毛の原因となります。

紫外線は、髪の表面を覆っているキューティクルを破壊し、髪内部のタンパク質を分解してしまいます。

対策
  • 帽子や日傘を着用し、紫外線を直接浴びないようにする。
  • UVカット効果のあるヘアスプレーやトリートメントを使用する。
  • 海やプールで泳いだ後は、しっかりとシャンプーで洗い流し、トリートメントで保湿する。

ブラッシング、愛情不足はNG!摩擦によるダメージ

ブラッシングは、髪の絡まりをほぐし、頭皮の血行を促進する効果がありますが、間違った方法で行うと、枝毛を悪化させる原因となります。

特に、

  • 無理なブラッシング: 髪が絡まっている状態で無理にブラッシングすると、髪が引っ張られ、キューティクルが剥がれたり、髪が切れてしまうことがあります。
  • 硬いブラシの使用: 硬いブラシは、髪や頭皮を傷つけやすく、キューティクルを剥がしてしまう原因となります。
対策
  • ブラッシング前に、ヘアオイルやトリートメントを塗布し、髪の滑りを良くする。
  • 目の粗いブラシで、毛先から優しくほぐすようにブラッシングする。
  • 動物毛(豚毛や猪毛)など、柔らかいブ

枝毛予防の要!今日からできるヘアケア習慣

枝毛の原因を理解したら、次は具体的な対策を実践していきましょう。日々のヘアケア習慣を見直すことで、枝毛を予防し、強く美しい髪を育てることができます。

シャンプー&トリートメント、選び方と使い方が重要

シャンプーとトリートメントは、毎日使うものだからこそ、選び方と使い方が重要です。

  • シャンプー: アミノ酸系シャンプーなど、洗浄力がマイルドなものを選びましょう。頭皮に必要な皮脂を取りすぎず、優しく洗い上げることができます。
  • トリートメント: 保湿成分や補修成分が豊富に含まれたものを選びましょう。髪の内部に潤いを閉じ込め、ダメージを補修することができます。
使い方
  1. シャンプー前に、ブラッシングで髪の絡まりをほぐし、汚れを落とす。
  2. ぬるま湯で髪と頭皮を予洗いし、シャンプーを泡立てて、頭皮をマッサージするように洗う。
  3. シャンプーを丁寧に洗い流し、トリートメントを毛先中心に塗布する。
  4. トリートメントを数分置いてから、丁寧に洗い流す。

アウトバストリートメント、潤いのベールで髪を守る

お風呂上がりの濡れた髪は、乾燥しやすく、ダメージを受けやすい状態です。そこで、アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)の出番です。

アウトバストリートメントは、髪の表面を保護し、乾燥や摩擦から髪を守ってくれます。

  • オイルタイプ: 髪に艶を与え、しっとりまとまりやすくする効果があります。
  • ミルクタイプ: 髪に潤いを与え、しっとりサラサラに仕上げる効果があります。
  • ミストタイプ: 髪に潤いを与え、軽い仕上がりにする効果があります。

自分の髪質や好みに合わせて、最適なアウトバストリートメントを選びましょう。

使い方
  1. タオルドライ後、適量を手のひらに広げ、毛先中心に塗布する。
  2. 髪全体になじませるように、手ぐしでとかす。
  3. ドライヤーで乾かす。

頭皮ケア、美髪は健康な土壌から

美しい髪は、健康な頭皮から生まれます。頭皮の血行を促進し、健康な状態を保つことが、枝毛予防にも繋がります。

  • 頭皮マッサージ: 指の腹で頭皮を優しくマッサージすることで、血行を促進し、髪に必要な栄養を届けやすくします。
  • 育毛剤の使用: 育毛剤には、頭皮の血行を促進したり、毛母細胞を活性化させる成分が含まれています。
  • バランスの取れた食事: 髪の成長に必要なタンパク質、ビタミン、ミネラルなどをバランスよく摂取しましょう。

生活習慣、内側からのケアも忘れずに

健康な髪を育てるためには、外側からのケアだけでなく、内側からのケアも重要です。

  • 睡眠: 睡眠不足は、ホルモンバランスを崩し、髪の成長を妨げます。
  • ストレス: ストレスは、血行を悪くし、髪に栄養が届きにくくなります。
  • 食事: バランスの取れた食事を心がけ、髪に必要な栄養をしっかり摂取しましょう。

美容院でできること!プロの技で枝毛を集中ケア

「自分でできるケアだけでは、なかなか枝毛が改善しない…」

そんな時は、美容院でプロのケアを受けてみましょう。美容師さんは、髪の状態を的確に判断し、最適な施術で枝毛を集中ケアしてくれます。

トリートメント、髪質に合わせたオーダーメイドケア

美容院では、様々な種類のトリートメントを取り扱っています。髪の悩みやダメージの原因に合わせて、最適なトリートメントを選んでもらいましょう。

  • ダメージ補修トリートメント: カラーやパーマで傷んだ髪を補修し、ハリとコシを与えます。
  • 保湿トリートメント: 乾燥した髪に潤いを与え、しっとりまとまりやすくします。
  • ヘッドスパ: 頭皮の血行を促進し、髪の成長をサポートします。

カット、枝毛を根本から断ち切る

枝毛ができてしまった髪は、カットするのが一番効果的です。美容師さんに相談し、枝毛の部分をカットしてもらいましょう。

  • 傷んだ部分のカット: 枝毛になっている毛先をカットすることで、髪全体の見た目を美しくすることができます。
  • ヘアスタイルの相談: 枝毛になりにくいヘアスタイルを提案してもらいましょう。

カラーやパーマ、ダメージレスな施術を選ぶ

美容院でカラーやパーマをする際は、ダメージレスな施術を選びましょう。

  • オーガニックカラー: 髪や頭皮に優しい薬剤を使用し、ダメージを最小限に抑えます。
  • デジタルパーマ: 低温で施術するため、髪への負担を軽減できます。

枝毛と切れ毛、違いを理解して適切な対策を

枝毛と似たような状態として、切れ毛があります。両方とも髪のトラブルですが、原因や対策が異なります。

  • 枝毛: 髪の毛先が縦に裂けている状態。
  • 切れ毛: 髪の毛が途中で切れている状態。

枝毛は、髪の乾燥やダメージが原因で起こることが多いのに対し、切れ毛は、ブラッシングや摩擦、パーマやカラーなどの物理的な刺激が原因で起こることが多いです。

切れ毛対策としては、

  • ブラッシングは優しく行う。
  • ヘアアイロンやコテの使いすぎに注意する。
  • 髪を強く引っ張るようなヘアアレンジは避ける。

などが挙げられます。

まとめ:美髪への道は一日にしてならず!継続こそ力なり

今回は、枝毛の原因から対策、美容院でのケアまで、徹底的に解説しました。

枝毛のない、つるんと艶やかな美髪を手に入れるためには、

  • 原因を理解し、対策を実践する。
  • 日々のヘアケア習慣を見直す。
  • 美容院でプロのケアを受ける。

ことが重要です。

そして、何よりも大切なのは、継続すること

今日からできることを一つずつ実践し、美しい髪を手に入れましょう!

この記事が、あなたの美髪への道のりの一助となれば幸いです。

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この記事を書いた人

美容師歴20年以上の知識をまとめました。
少しでも役立ってくれると嬉しいです。
所沢で現在も営業しています。埼玉、東京を中心に訪問美容もしています。
施設様は、お電話ください。

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