ブリーチして傷んだ髪は復活するの?

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今回は、ブリーチやハイトーン、縮毛矯正によって髪が傷んでしまって、髪がチリチリになってしまったり、色がすぐに抜ける、髪がパサつく、クシが通らないなどの悩みはありませんか?

ですが、髪が傷んでしまった場合、髪を完全に元通りに戻すことはできません。
なので、今回は「傷んでいる髪を完全に治す」という目標を持つのではなく、ダメージを極力抑え、髪の健康を考えていきましょう。


目次

自分の痛みレベルを知ろう

レベル1: 健康毛

健康毛でカラーなどもしてなく、髪が元気な状態です。ハリとツヤがあり、ダメージをほとんど受けていない状態です。

レベル2:パサつ

乾燥などによって髪に少しパサつきが見られますが、まだ健康な髪です。

レベル3: 髪が広がってくる

強い白髪染めや、ケアなどをしていない方によく見られる状態です。

レベル4: ダメージ

かなりダメージを受けている状態です。ホームカラーやブリーチを繰り返した結果、この状態になることが多いです。

レベル5:危険な状態

髪を濡らすとテロテロになっていて、引っ張ると伸びている状態。特にダメージを受けている所は、溶けて切れてしまっています。乾かすとパサパサです。

ブリーチ毛のホームケア

Young woman applying mask onto her hair, indoors

ブリーチをしたことで髪が傷んでしまったとしても、美しい髪を取り戻すためには正しいヘアケアが必要です。

ブリーチをすると、髪の中の栄養分(アミノ酸や脂質)が流れ、髪がパサつきや広がり、ボサボサになります。
髪の中の栄養分を補給することが大切です。きちんと髪に栄養が浸透すれば、髪がもっちりとサラサラになります。また、髪がスカスカな状態だとダメージが進行しやすいため、栄養補給は絶対的に大切です。

シャンプー

ブリーチした髪をケアするには、正しいシャンプーが重要です。
ブリーチ毛は、髪のキューティクル(表面の鱗片)が傷んでいるため、優しい洗浄力のシャンプーを選びましょう。

アミノ酸シャンプー

シャンプーには洗浄成分、栄養成分(タンパク質)、保湿成分などが含まれています。アミノ酸シャンプーはアミノ酸系の成分を含むシャンプーで、髪を優しく洗浄し、髪への負担が少ない特徴があります。 髪を補修する効果が期待できます。

市販のシャンプーには、ラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Naなど、洗浄力が強い成分が含まれているものがありますので、注意が必要です。

優しく洗う

シャンプー時に頭皮を優しくマッサージしますように洗いましょう。これにより汚れが落ち、頭皮の血流が良くなり、健康な髪の成長をサポートします。

トリートメント

通常のコーティング効果のあるトリートメントだけでなく、髪の内部補修ができる製品を選びましょう。ヘアサロン専売品のトリートメントには、髪に栄養を与えながら質感を向上させるものも多くあります。

髪に浸透しやすいトリートメント

ブリーチした髪は脂質やタンパク質が不足しているので、水分と油分のバランスが不安定です。やケラチンタンパクなどが含まれているトリートメントは、髪に必要な栄養を補給し、ダメージを修復するのに役立ちます。

保湿成分

洗い流さないトリートメントは、髪に優しい保湿成分が含まれていることが重要です。ブリーチした髪は乾燥しやすく、保湿が不足するため、保湿効果のあるトリートメントを選びましょう。髪に潤いを与え、健康な状態を維持します。

ヘアオイル

ヘアオイルはブリーチ毛の髪のために非常に有用です。髪を艶やかに、サラサラとした質感を与えてくれます。ホホバオイルはその代表的な例で、酸化しにくく、髪に浸透しやすいためおすすめです。 ヘアオイルを使う際は、毛先から中間部、内側(襟足など)、最後に前髪につけて順番で使用しましょう。熱から髪を守るためのアウトバストリートメントを使用し、ツヤを出すためにオイルを活用しましょう。ハイダメージ毛の場合、髪のキューティクル(鱗片状の部分)が欠損していることが多く、オイルを使うことで疑似的にツヤを復活させることができます。

ブリーチした髪をケアするには、正しいシャンプーとトリートメントが重要です。 ブリーチ毛は通常、髪のキューティクル(表面の鱗片)が傷んでいるため、優しい洗浄力のシャンプーを選びましょう。質の高いトリートメントを使うことで、髪に潤いを与え、髪を回復させます。

熱から守る

ドライヤー

髪が濡れている状態で一番傷みやすいため、ドライヤーの使用にも注意が必要です。
髪の水分量をコントロールし、美しい仕上がりを実現するドライヤーがおすすめです。

ブリーチ毛は熱に敏感です。ヘアドライヤーやカーリングアイロン、ストレートアイロンを使う際は、髪に直接熱がいかない様に保護剤などを使用しましょう。これにより、高温の熱から髪を守り、ダメージを予防します。

お手入れ

ブラッシング

髪をブラッシングする際にも注意が必要です。ブリーチした髪はもろく傷みやすいため、ソフトで広がりにくいブラシを選びましょう。優しくブラッシングするよう心掛けましょう。

スタイリング剤

スタイリング剤としては、バームがブリーチ毛におすすめです。 バームはシアバターや保湿成分を含み、自然なツヤ感を与え、適度なセット力を持ちます。 さらに、ブリーチ毛の乾燥を防ぎ、痛みずらくしてくれます。

ブリーチ毛を良くする方法

Hairdresser holds scissors and comb in his hand and cuts the ends of hair. Beauty salon services concept

カットする

定期的なカットは、ブリーチ毛のダメージを最小限に抑えるために重要な事です。枝毛や切れ毛をカットすることで、髪の健康を維持し、髪全体の見た目も美しく見えます。

髪質改善

傷んでいる髪はダメージから身​​を守る力が弱まっています、内部は空洞になっています。 髪質改善の施術を受けることで、髪の強化や保護を行い、ダメージを受けにくい髪質に改善します。これにより、ダメージを最小限に抑えながら髪を美しく見せることが可能です。

ブリーチ毛の回復

Hairstylist and female customer in hair salon

適度な休息と栄養

傷んだ髪は、内側からのケアも効果的です。 バランスの取れた食事、辛い睡眠、ストレスの管理など、髪の健康に大きな影響を与えます。また、ビタミンやミネラルのサプリメントを摂取することも良い事です。健康的な生活習慣が、髪の美しい成長を手助けしてくれます。

プロのアドバイスを受ける

髪の専門家である美容師からのアドバイスを受けることをお勧めします。美容師は髪のタイプや状態を正確に評価し、正しいヘアケア製品やトリートメントを提案してくれます。
ブリーチ毛のケアに関する事で悩んでいたら、自己診断のではなく美容師のアドバイスを受けることで、効果的なケアで髪が良くなります。

まとめ

ブリーチなどで傷んだ髪は一度傷むと元通りにはなりませんが、体力が残っている限り、髪の状態を改善し、健康な髪を目指す事はできます。
髪を美しく守ることは時間と努力が必要ですが、髪を健康で美しい状態にするためには、正しいヘアケアと正しい製品の選択によって、美しい髪を維持し、新たなダメージを最小限に抑えることができます。
美しい髪は自信を高め、魅力を上げますので、お手入れを怠らずに継続を続けましょう。

では、また次の記事で!

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この記事を書いた人

美容師歴20年以上の知識をまとめました。
少しでも役立ってくれると嬉しいです。
所沢で現在も営業しています。埼玉、東京を中心に訪問美容もしています。
施設様は、お電話ください。

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